

この日、飲んだのは、香港・Gweilo Brewery「gwei-lo 鬼佬 AMERICAN IPA」。近年、よく名前を聞くようになってきた香港のブルワリーで、かなり大きな生産設備をもっているそうです。ちなみにヘッドブリューワーは、Modern Times創業スタッフ(醸造責任者)で、その後もSpeakeasyやKarl Straussで醸造責任者を勤めたMatt Walsh氏だそうです。
「gwei-lo(鬼ろう)」というのは、元は“ghost”的な意味の言葉で、昔は西洋人に対する馬鹿にした呼び名("ヤンキー"的な言葉)として使われたそうですが、最近では親しみを込めて(?)使われたりする言葉なんだそうです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Disturbed「The Sound Of Silence(cover)」。
グラスに注ぐと、色は概ね透明(わずかに霞みあり)なゴールド。アロマは、シトラス系の爽やかなホップの香りを軽くですが感じます。
飲むと、飲み口はマイルドで、ボディはミディアムに近いライトくらいかな。モルトの甘味の部分も感じられつつ、その上に乗っかるホップのしっかりとした苦味を感じます。ホップのフレーバーはシトラス系の爽やかさはありますが、なぜか軽快な印象というより、どこか重い印象のフレーバーです。苦味は結構強く(IBU60)、後口にも結構しっかりと余韻が残ります。IPAらしいIPAです。
香港のブルワリーが作るアメリカンIPA…。現実の香港が置かれた状況はかなり深刻なものがありますが、願わくは、今後も自由なビール作り、創作活動が続けられますように。
「gwei-lo 鬼佬 AMERICAN IPA」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:6.0%
◯IBU:60
◯内容量:330ml
◯原産国:中国(香港)
◯輸入者:株式会社波々伯部商店
(http://maruho-sake.com/)
◯製造者:Gweilo Brewery Limited,
(https://gweilobeer.com/)
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