

この日、飲んだのは、山梨県・富士桜高原麦酒(富士観光開発(株))の「PILS」。富士桜高原のビールは、ビアフェスなどのイベントでは、ついヴァイツェンや限定ビールなどを飲みがちだったので、PILS=ピルスナーを飲むのはかなり久しぶりです。富士桜高原は、ヴァイツェンやラオホが有名ですが、個人的にはこのPILSも大好きです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46(白石麻衣)「じゃあね。」。
グラスに注ぐと、色はやや霞みのあるゴールド。アロマは、ふんわりと心地よく香る、麦藁のような、シリアルのような、落ち着いたホップの香りです。
飲むと、飲み口はスムースで、ボディはライト。落ち着いたモルトのコクを感じつつ、ふんわりとホップのフレーバーが感じられ、同時にしっかりと舌に苦味が感じられます。後口には苦味の余韻が感じられますが、実はモルトの余韻も感じられ、とても心地よい味わいです。
いやー、久しぶりに飲みましたが、やはり美味しいです。ごくごく飲むのがもったいないレベルのピルスナーなのですが、大きなジョッキでたっぷりと飲みたくなります。
ピルスナーなどのいわゆる“ベーシックスタイル”的なビールを美味しく作れるブルワリーは、だいたい何を作っても美味しいです。最近は新たなクラフトビールの波が来ていて、新規開業のブルワリーも多いのですが、いきなりIPA(とそのバリエーション)ばかり作ったりするところも少なくありません。それもまあ時代なんだろうなとは思うんですが、やはりこういうベーシックなビールを上手く作ってこその、広く飲まれるビール作りなのではないかなと思います。新しいブルワリーも、せめてピルスナーぐらいは作って欲しいなぁ……(という、個人的感想)。
「富士桜高原麦酒 PILS」
◯原材料:麦芽(ドイツ産)、ホップ
◯アルコール分:5.0%
◯内容量:330ml
◯製造者:富士観光開発株式会社(山梨県)
(http://www.fuji-net.co.jp/)
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