

この日、飲んだのは、今年(2018)月にビール醸造を開始したばかりの島根県・(株)三島ファーム(FARMER'S BREWERY穂波)の「穂波BLACK IMPERIAL STOUT」。私は、今年4月に島根県松江市に転居して以降、いろんな飲食店に行っては情報収集をしてるのですが、あるお店で、「浜田市に新しいブルワリーができた」と聞いて、早速、お取り寄せしてみました。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、浜田麻里「Black Rain」。
グラスに注ぐと、色はほとんど真っ暗な暗褐色。ほぼ、真っ黒ですね。アロマは、ほろ苦い印象の、甘さ控えめのビターチョコを思わせる、濃色モルトのトースト香。香ばしい香りなのですが、アロマの段階では、それほど甘味を予感させる印象ではないように感じました。
飲むと、口当たりはまったりとしていて、ボディはミドルレベルくらい。結構まったり感があります。フレーバーというか、焦げ感をしっかりと感じ、トーストフレーバーと言うか、竹炭と言うか、そういった、焦げた香りを感じます。しかし、同時に、結構しっかりとしたモルトの甘味を感じ、そして同時に、これまた結構しっかりとした苦味を感じます。
この苦味、ホップ感や、焦げモルトによる苦味か、喉越しには、苦味自体もガツンときますが、8%という高いアルコール分も、かなりドスンとくるものがあります。
甘味は結構強いのですが、フィニッシュは、それほど甘ったるい印象ではありません。もしかしたら、豆を使用(後述)したことによるクリスピー感が、この辺に効いてるのかもしれませんね。
のど越しから後口にかけては、苦味の強烈な余韻に加え、8%のアルコール分の余韻も、かなり感じられます。結構強い。飲み応えも、かなりのものです。
このビールには、副原料として、島根県産の黒豆が使われています。黒豆を使ったビールは過去に飲んだことがあるのですが、多くの場合、やはり独特の副原料感がありました。しかし、このビールは、それほどハッキリとは、“豆”という印象は感じられませんでした。8%という高いアルコール分により、多少の雑多な印象がかき消されているのかもしれませんね。
「穂波BLACK IMPERIAL STOUT」
◯原材料:麦芽、黒豆(島根県産)、ホップ
◯アルコール分:8%
◯内容量:330ml
◯製造者:株式会社三島ファーム(島根県)
(http://mishima-farm.com/)
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