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Water Dragon's Diary II
日々飲んでるビールの感想などを書き綴る写真日記です (since 2005,7,31 これ以前は前身web日記から移植)
アメリカ・VICTORY BREWINGの「KIRSCH GOSE SOUR CHERRY BEER」

 この日飲んだのは、アメリカ・VICTORY BREWINGの「KIRSCH GOSE SOUR CHERRY BEER」。強い酸味を持つという点でベルギーのランビックなどと似ている、日本ではまだ珍しい、ドイツの「ゴーゼ」というスタイルのビールです。今回の、「KIRSCH GOSE SOUR CHERRY BEER」は、チェリー果汁が加えられているので、雰囲気としては、ランビックにチェリーを加えた「クリーク・ランビック」に似ていると言えるかもしれません。
 ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46「インフルエンサー」(8/17「真夏の全国ツアー2017」大阪城ホール公演セットリスト22曲目)。

 グラスに注ぐと、色は、濁りのある、結構赤みがかった褐色。ていうかかなり赤いです。チェリー果汁の赤みなんでしょうね。アロマは、グラスに注ぐ段階から、酸味を予感させる、このスタイル独特の香りを感じます。
 飲むと、いかにもゴーゼっていう感じの、乳酸菌と塩による刺激的な口当たりで、炭酸刺激もそれなりに細やかでしっかりですが、それ以上にしっかりと酸味が感じられます。しかし、同時に、チェリー果汁に由来する部分もあるのかもしれませんが、グラニュー感と言うか、甘味もそこそこ感じられるので、まさに甘酸っぱい飲み口です(酸味がかなり強い印象の飲み口ですが)。チェリー果汁は、酸味と甘味の両方のキャラクターに影響を出してくれてますね。

 ゆっくり飲んでいても、その辺の印象は、基本的には変わらず、ゴーゼスタイルらしい、しっかりとした酸味。その向こう側にある甘味は、ほのかな塩味によって引き立てられているのではないかと思います。
 実は、甘味がそこそこ強いのだと思いますが、酸味とのバランスで、トータルでは、さっぱりとした飲み口になっています。でも、さらにじっくり飲んでいくと、さっぱりだけではない、いい感じの甘酸っぱさの余韻があったりして、なかなかイケます。
 ここ数年、アメリカでは、酸味のある“サワービール”が流行ってるそうですが、多様なビールが普及するのはいいことですね。(アメリカのクラフトビールブームを無条件にありがたがる必要はないですが)

「KIRSCH GOSE SOUR CHERRY BEER」
○原材料:麦芽、ホップ、塩、チェリー果汁
○アルコール分:4.7%
○内容量:12FL.OZ.(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者:株式会社AQベボリューション
http://www.aqbevolution.com/
○製造者:VICTORY BREWING CO.
http://www.victorybeer.com/

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テーマ:ビール - ジャンル:グルメ

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