

この日の夜に飲んだのは、サッポロが製造、プレミアムブリューなる会社が販売してる「クラフトラベル Wheat Ale 爽やかに香る小麦のエール」。プレミアムブリュー社は、サッポロの100%子会社だそうです。会社名や「クラフトラベル」というブランド名からして、いかにもクラフトビール“ブーム”を機に作った会社なのかなという印象を受けますが…。
通常、サッポロは“販売者”として表示されているので、“製造者”として表示されているのは珍しいですね。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、BAND-MAID 「Don't Let Me Down」。
グラスに注ぐと、色は、透明なゴールド。アロマは、華やかなタイプではあるようだけど、かすかなホップっぽい香りを感じます。
飲むと、アロマと同様のホップ?らしきフレーバーが少し…。のど越しには、少しだけ、軽い苦味をわずかに…、というよりたいして苦くはないかな。後口には、もしかしたらウィート的な香り?という余韻のような香りを、わずかに感じられるような、感じられないような…。
これは何でしょう。ウィートエールといいつつも、ウィートの個性がほぼ(たいして)感じられません。缶には、「爽やかさ」が5段階で4、「シトラスの香り」が5段階で2として記載されてます…。どのくらいが最大値の5なのかという問題はありますが、個人的には、爽やかさは3くらいかなぁと。
つうか、ウィートエールでシトラスの香りをアピールするのね。いわゆるウィートエールのハーブ香やオレンジピールの香りを「シトラスの香り」と表現したかったのか? でもそもそもこのビールの原材料は麦芽(大麦、小麦)とホップだし。ホップの香りも弱いし。
うーむ、何を目指して「ウィートエール」を謳ったのか。これなら、「小麦を使った(ちょっと)爽やかなエール」くらいにしとけばいいのに。
現実問題として、大手メーカーは、一般消費者に対する発信情報量、影響力が多大なので、「ウィートエール」と謳うのであれば、一般消費者が飲んで、はっきり「ウィート」の個性を感じられるようなものを作ってほしいなぁ…というのが正直なところです。
「クラフトラベル Wheat Ale 爽やかに香る小麦のエール」(限定醸造)
○原材料:麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ
○アルコール分:5%
○栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー45kcal,たんぱく質0.5g,脂質0g,糖質3.7g,食物繊維0-0.2g,ナトリウム0-8mg
○内容量:350ml
○販売者:ジャパンプレミアムブリュー株式会社
(ブランドサイトhttp://www.craftlabel.jp/)
○製造者:サッポロビール株式会社
(http://www.sapporobeer.jp/)
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