

この日の夜に飲んだのは、ベルギー・De "Proef"brouwerijの「Reinaert Grand Cru」(レイナート・グラン・クリュ)。 “Reinaert”というのは、の地元地方に伝わる伝説に出てくる“レイナートの狐”に由来するんだそうです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Jimi Hendrix 「Foxy Lady」。
グラスに注ぐと、色は濁りがあり、深みのある暗い褐色。細かい澱が多いためか、泡立ちというかサージング対流が活発な感じです。アロマは、洋梨のようなエステリーな香りが、結構しっかりと濃厚に感じられます。
飲むと、口当たりは柔らかで、ローストナッツのような香ばしさもありつつ、ドライフルーツのようなフレーバーもありつつ、なかなかしっかりとした香り、キャラクターを感じます。
最初は、そのフレーバーとともに、不思議な酸味のような味わいと、濃厚な割りには意外にあっさりとした後口。のど越しには、じっくりとくる、そこそこ強い苦味とともに、後口には苦味の余韻と甘味の余韻を感じます。
アルコール分は9.5%と高く、飲み応えもなかなかのものがあります。
じっくりゆっくり飲んでいると、香りが強く複雑に感じられるようになり、かなり堪能できました。
たまにはこういうビールもええですなぁ。
「Reinaert Grand Cru」(レイナート・グラン・クリュ)
○アルコール分:9.5%
○内容量:330ml
○原産国:ベルギー
○製造者:DE "PROEF"BROUWERIJ
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