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Water Dragon's Diary II
日々飲んでるビールの感想などを書き綴る写真日記です (since 2005,7,31 これ以前は前身web日記から移植)
BREWDOGの「Mr.Squirrel」
2012,11,12_blog
11月12日(月)の日記 (2012)
 この日の夜に飲んだのは、BREWDOGの「Mr.Squirrel」。販売業者の説明によると、イギリスにある有名アジアンレストランのシェフと共同で、「日本風味をインスパイア」して作られたんだそうで、良質の味噌、日本のホップ品種・ソラチエース、スコットランドの湧き水を使い、手炒りの栗を加えて熟成させたものだそうです。
 …「有名アジアンレストランのシェフ」ってのが日本人なのかどうかわかりませんが…。

 グラスに注ぐと、色はほぼ真っ黒。アロマは、焙燥モルトのトースト香のみかと思いきや、その背後に少しホップの香りも感じます。飲むとマイルドな口当たりで、すぐにモルトのしっかりとしたトースト(焦げた)フレーバーを感じます。同時に、焦げモルトによるしっかりと強い苦味を感じますね。感じられる苦味は、のど越しから後口にかけてピークとなり、後口にはしばらくの間、苦味の余韻が残ります。このテの濃色ビールの苦味やフレーバーは、よく「ビターチョコレートのよう」などと例えられますが、これはそれどころではなく、「カカオ90%」ってな感じです。
 ボディは、ミドルレベル以上で、アルコール分は11.3%。かなりストロングな飲み応えです。ハードかつストロングで美味しいのですが、「味噌」の部分はよくわかりませんね。ここまでモルトの苦味が強いと細やかな要素はほとんど隠されてしまっているいるような気がします。
 ビールそのものは、まあ「普通に美味しい」ですが、商品コンセプトについてはかなり微妙なものがあるといった印象です。

「Mr.Squirrel」
○原材料:麦芽、ホップ※(原材料表示について後述参照)
○アルコール分:11.3%
○内容量:330ml
○原産国:イギリス(スコットランド)
○輸入者及び引取先:株式会社ウィスク・イー
http://www.whisk-e.co.jp
○製造者:BREW DOG BREWERY
http://www.brewdog.com
 このビールは前述したように、原材料に「味噌」が使われており、オリジナルのラベルにもその旨が記載されていますが、輸入元による日本語ラベルの原材料には、「麦芽、ホップ」としか記載されていません。この業者さんに限らず、ビールのインポーターによるラベルには結構な記載漏れが見られるのですが、これはその典型ですね。この商品の場合、日本語ラベルには品名として「ビール」と記載されています。ご存じの方も多いと思いますが、日本の酒類の表示を規制する「酒税法」では、法で定められたもの以外の原材料を使用したものは「ビール」と記載できません(味噌などは法で定められていません)。どんなに糖質がモルト由来100%であっても、「味噌」を使用した時点で、「発泡酒」と記載しなければならず、大手の節税「発泡酒」と同じ表記になってしまいます。ここが「酒税法」のそもそもの問題の1つなのですが…。
 この商品は、味噌を使用したビールですが、原材料を「麦芽、ホップ」のみとして、「ビール」と記載されています。まあ、「発泡酒」と書きたくなかったのか、ビールインポーター全般によく見られる適当な記載なのかわかりませんが、不正確な表示には違いないですね。まあ、そもそもの「味噌を使用している」というのが正しくないのであれば話は別ですが…。
 (おそらく)ビールインポーターによるものと思われる表示全般に表示の間違いが多く見られるので、あえて書いてみました。
 まあ、このビールを買うような人は大抵はビールファンかマニアな人が多い(自分も含めて)と思うし、表示を当てにして買うような普通の人はあまりいないような気がするので、あまり消費者に影響は無いような気はしますけどね。珍しく長文、失礼しました。
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テーマ:ビール - ジャンル:グルメ

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