

4月11日(月)の日記 (2011)
去る4月9日、ビールの世界で名を知られるピエール・セリス氏が、癌のため亡くなりました。セリス氏は、ヒューガルデンホワイトの生みの親で、それまで途絶えていたベルギー伝統のビアスタイル「ホワイトビール」を復活させた人物として知られ、その後、ベルギーからアメリカに渡り、「セリス・ホワイト」など名ビールを生み出した人物です。
そんな氏の功績に思いを馳せつつ飲みたいビールは、やはりヒューガルデンホワイトかセリス・ホワイトですが、あいにく我が家には在庫なし。せめて、ベルジャンホワイトをと思いチョイスしたのは、ベルギー産「TITJE BIERE BLANCHE」(ティチェ・ブランシェ)。
グラスに注ぐと、色は濁りのある明るいゴールド。アロマは、爽やかなオレンジピールなどの香りで、飲むと爽やかなフレーバーが香り、コリアンダーのフレーバーも合わさって感じられます。さっぱりとした飲み口で苦味はたいしてなく、後口には爽やかなハーブ感が残ります。
セリス氏がいなければ、これも飲めなかったかもしれません。改めて、氏の功績を称え、ご冥福をお祈りします。
「TITJE BIERE BLANCHE」(ティチェ・ブランシェ)
○原材料:麦芽、ホップ、小麦、コリアンダー、オレンジピール、酵母
○麦芽使用率:50%以上
○アルコール分:5%以上6%未満
○内容量:250ml
○原産国:ベルギー
○輸入者:株式会社 廣島
(http://www.worldbeer.co.jp/)
○製造者:Brasserie de Silly
(http://www.silly-beer.com/index.htm)
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