

この日、飲んだのは、静岡県・WEST COAST BREWINGの「THE TECHNICIAN FUNKY KETTLE SOUR」。
グラスに注ぐと、色はしっかりと濁りのある、少し暗い、黄土色っぽい褐色です。アロマは、香りからして酸味を予感させるサワー感のある香りですね。
飲むと、飲んだ瞬間から、口いっぱいにとても強い酸味がふわっと広がりますが、刺々しさはあまり感じられず、まろやかな酸味です。ただ、酸味自体がかなり強いので、口が「※」になります(笑)
酸味の影に隠れがちですが、モルトの甘味の部分も残っていて、それがマイルドさにつながっているように思います。
後口の甘さの中に、はっきりとシナモンのフレーバーや黒糖っぽいニュアンスなど、様々な副原料のキャラクターを感じ、意外に複雑な味わいが隠れています。面白いですね。
ここ何年も、世界的な流行りのサワーではありますが、個人的にはそれほど好きというわけではないので特別プラスな感想はないのですが、ただ単に酸っぱいだけでなく、そのベースに複雑な味わいが潜んでいるビールなのだったので、なかなか面白かったです。
「THE TECHNICIAN FUNKY KETTLE SOUR」
○原材料:麦芽、ライム果汁、オーツ麦、蜂蜜、乳糖、黒糖、ココナッツ、ホップ、カカオニブ、シナモン
○アルコール分:6.0%
◯麦芽使用率:50%以上
○内容量:500ml
○製造者:WEST COAST BREWING(静岡県)
(https://www.westcoastbrewing.jp/)
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