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Water Dragon's Diary II
日々飲んでるビールの感想などを書き綴る写真日記です (since 2005,7,31 これ以前は前身web日記から移植)
石川県・有限会社わくわく手づくりファーム川北「Craft Beer れもんびぃる」

 この日、飲んだのは、石川県・有限会社わくわく手づくりファーム川北「Craft Beer れもんびぃる」。このブルワリーは、有限会社と書いてありますが、調べたところ、農業法人でもあるようです。
「JR西日本限定」ということで、JR出雲市駅のセブンイレブンに売ってたので買ってきました。「JR西日本限定」だし、「瀬戸内レモンのフレーバーを加えたビール」と書いてあるので中国地方のブルワリーかなと思ったら、石川県の(有)わくわく手づくりファーム川北というブルワリーの商品でした。

 グラスに注ぐと、色は概ね透明な、少しオレンジ色がかった褐色。アロマは、落ち着いたホップの香りがほんのわずかに感じられるのと…おそらくレモン由来と思しき香りを感じます。レモン的な爽やかなアロマではないけど、なのにレモンの存在を感じさせる香りです。
 飲むと、飲み口はスムースで、ボディはライト。とってもライト。飲むと、すぐにホップの苦味とレモン果汁が合わさったような苦味、そして酸味を感じます。
 色の割にはモルト感は希薄で、甘味やコクはほとんど感じられません。ビールのボディ部分は非常に軽いと言うか、実態がつかみづらく、コクのような部分が少しだけあるのですが、モルトの甘味のようなものはほぼ感じられません。基本、非常にさっぱりとした飲み口で、後口にも苦味と酸味の余韻が残りますね。うむ、レモンビールだ。
 缶の表示を見ると、「大好評のレモンビールがより美味しくなって再登場」と書いてあったので、もともとこのブルワリーはレモンビールを作っていたのだと思いますが、製造したブルワリーは(有)わくわく手づくりファーム川北なので石川県、ビールの販路は「JR西日本限定」、レモンビールの“肝”のレモンフレーバー(果汁)は瀬戸内産と、構成要素は見事にバラバラ(笑)。不思議なビールではあります

 ちなみに栄養成分表示を見ると、珍しいことに「1缶当たり」の栄誉成分が記載されてました。普通は「100ml当たり」で書いてあるものですが…。さらに、よく見ると脂質が「0.1」もある!!大体のビールは脂質なんか0.0gなのに…。

「Craft Beer れもんびぃる」
○原材料:麦芽、レモン果汁、ホップ
○アルコール分:5%
◯栄養成分表示(350ml当たり):エネルギー184kcal, たんぱく質2.1g, 脂質0.1g, 炭水化物15.6g, 食塩相当量0mg
○内容量:350ml
○製造者:有限会社わくわく手づくりファーム川北(石川県)
(https://wkwkfarm.com/)
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静岡県・WEST COAST BREWINGの「THE TECHNICIAN FUNKY KETTLE SOUR」

 この日、飲んだのは、静岡県・WEST COAST BREWINGの「THE TECHNICIAN FUNKY KETTLE SOUR」。
 グラスに注ぐと、色はしっかりと濁りのある、少し暗い、黄土色っぽい褐色です。アロマは、香りからして酸味を予感させるサワー感のある香りですね。
 飲むと、飲んだ瞬間から、口いっぱいにとても強い酸味がふわっと広がりますが、刺々しさはあまり感じられず、まろやかな酸味です。ただ、酸味自体がかなり強いので、口が「※」になります(笑)
 酸味の影に隠れがちですが、モルトの甘味の部分も残っていて、それがマイルドさにつながっているように思います。
 後口の甘さの中に、はっきりとシナモンのフレーバーや黒糖っぽいニュアンスなど、様々な副原料のキャラクターを感じ、意外に複雑な味わいが隠れています。面白いですね。

 ここ何年も、世界的な流行りのサワーではありますが、個人的にはそれほど好きというわけではないので特別プラスな感想はないのですが、ただ単に酸っぱいだけでなく、そのベースに複雑な味わいが潜んでいるビールなのだったので、なかなか面白かったです。

「THE TECHNICIAN FUNKY KETTLE SOUR」
○原材料:麦芽、ライム果汁、オーツ麦、蜂蜜、乳糖、黒糖、ココナッツ、ホップ、カカオニブ、シナモン
○アルコール分:6.0%
◯麦芽使用率:50%以上
○内容量:500ml
○製造者:WEST COAST BREWING(静岡県)
(https://www.westcoastbrewing.jp/)

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アメリカ・FORT POINT BEERの「GALAXY PARK SINGLE HOP PALE ALE SERIES」

 この日、飲んだのは、アメリカ・FORT POINT BEERの「GALAXY PARK SINGLE HOP PALE ALE SERIES」。その名の通り単一のホップだけ使用したシングルホップシリーズで、これはGalaxyホップを使用したものです。製造元のWebサイトを見ると、モルトは大麦だけではなく、小麦の麦芽も使用されているようです。

 グラスに注ぐと、色は透明でとても薄い黄色っぽい色。アロマは、爽やかだけど穏やかな、気持ちシトラスっぽいGalaxyホップの香りを感じます。
 飲むと、飲み口はスムースで、ボディはライト。ホップのフレーバーを軽快に感じます。モルト感はとても軽く、甘味の印象はそれほどありません。苦味は穏やかに、ジワジワと感じます。モルト感の印象が軽い分、苦味の印象の方が強いですが、苦味自体それほど強くはなく、比較的穏やかな飲み口です。Galaxyホップの穏やかなフレーバーがいいですね。
 アルコール分は4.7%と軽く、するすると飲める感じ。こういう穏やかで、するする飲めるビール好きです。

「GALAXY PARK SINGLE HOP PALE ALE SERIES」
○原材料:麦芽、オーツ、ホップ(GALAXY)
○アルコール分:4.7%
◯内容量:12FL.OZ.(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者:株式会社ナガノトレーディング
(https://www.naganotrading.com/)
○製造者:FORT POINT BEER COMPANY
(https://fortpointbeer.com/)

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島根県・大根島醸造所(大根島研究所)の「松江お茶ペールエール」

 この日、飲んだのは、島根県・大根島醸造所(大根島研究所)の「松江お茶ペールエール」。松江市美保関産のお茶を使ったビールです。

 グラスに注ぐと、色は概ね透明な褐色。アロマは、わずかにホップ的な香りがするのと、あとは僅かに香ばしいモルトらしき香りが感じられます。
 飲むと、飲み口はマイルドで、ボディはややしっかりめに感じるライト。ホップのような、でもそれだけでもないような不思議なフレーバーとモルトの甘味を感じ、やや遅れてホップの苦味を意外にしっかりと感じます。
 お茶はお茶でもクロモジが使われているそうなのですが、私はクロモジを使った日本のクラフトジンは飲んだことはありますが、単品でどのような香りなのかよく知りません。いわゆる普通の緑茶的な香りを求めて飲むと、「お茶は?」みたいな感じがするかもしれません。比較的飲みやすいビールだとは思います。

「松江お茶ペールエール」
○原材料:麦芽、小麦、お茶(クロモジ)、ホップ、カラギナン/炭酸ガス
○アルコール分:5.0%
○麦芽使用率:50%以上
○内容量:330ml
○製造者:合同会社大根島研究所 (島根県)
(https://daikonshima-lab.wixsite.com/home)

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アイルランド・Carlow Brewing「O'Hara's Irish Stout」

 この日、飲んだのは、アイルランド・Carlow Brewing「O'Hara's Irish Stout」。

 グラスに注ぐと、色は暗褐色。アロマは。軽く香ばしさが少し感じられる濃色モルトの香りです。
 飲むと、飲み口はマイルドかつスムースで、ボディーはややしっかりめのライト。トースト香は意外に軽めです。
 モルト感は意外に軽く、甘味も軽め。苦味もそれほど強いわけではなく、ドリンカビリティは高いです。
 アルコール分は4.3%と軽めなので、結構グイグイとイケますが、こういうのをのんびりと時間をかけて飲むのが個人的には好きではあります。

「O'Hara's Irish Stout」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:4.3%
○内容量:330ml
○原産国:アイルランド
○輸入者:アイコン・ユーロパブ株式会社
(https://www.ikon-europubs.com/)
○製造者:Carlow Brewing Co.
(https://www.carlowbrewing.com/)

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アメリカ・INTERBORO SPIRITS & ALESの「CAN IT BE ALL SO SIMPLE VIC SECRET」

 この日、飲んだのは、アメリカ・INTERBORO SPIRITS & ALESの「CAN IT BE ALL SO SIMPLE VIC SECRET」。VIC SECRETというホップだけを使ったHAZY IPA。「CAN IT BE ALL SO SIMPLE」という名前は、Wu Tang Clanというバンドの曲名に因んでいるようです。

 グラスに注ぐと、色はしっかりと白濁した、くすんだカスタードクリームを思わせる色。アロマは、とてもフレッシュでジューシー! 青い印象で、瑞々しいシトラスやパイナップル、樹脂感を感じさせるホップの香りです。
 飲むと飲み口は軽く、ボディはライト。穏やかな炭酸刺激とジューシーなホップのフレーバーを感じます。アルコール分は6.5%ですが、モルトの甘味の印象はそれほど強くなく、ほどほどにしっかりと効いたホップの苦味がいい感じにバランスが取れています。しかし、やはりアルコール分6.5%だけあって、飲んでいるとじわじわと飲み応えがあります。
 ゆっくり飲んでいて温度が温まってきても、元々それほど甘味が強くないせいもあってか、甘ったるくもならず、いい感じでスルスルと飲めますね。
ドリンカビリティが高くて美味いです。

「CAN IT BE ALL SO SIMPLE VIC SECRET」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:6.5%
◯内容量:16FL.OZ.(473ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者:株式会社ハリーメイ
(https://theslopshop.shop-pro.jp/)
○製造者:INTERBORO SPIRITS & ALES
(https://interboro.nyc/)

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ヘリオス酒造 沢内醸造所の「銀河鉄道999 メーテルのヴァイツェン」

 この日、飲んだのは、ヘリオス酒造 沢内醸造所の「銀河鉄道999 メーテルのヴァイツェン」。沢内醸造所がある岩手県にちなんで銀河鉄道。さらに銀河鉄道からちなんで銀河鉄道999ということらしく、オジさんには懐かしいメーテルが描かれた缶のデザインで、思わず手に取ってしまいました。

グラスに注ぐと、ヴァイツェンらしく白濁した、くすんだ黄色といった色です。アロマは、バナナ香というよりはクローヴを思わせる香り。ヴァイツェンらしい香りです。
 飲むと、飲み口はまったりとしていて、こってり系ヴァイツェンの独特のボディを感じます。フレーバーは、クローブっぽい香りに加え、アロマよりもバナナ香が強く感じられるような気がします。
 ヴァイツェンだけあって、ホップの苦味は大して感じられませんが、ヴァイツェンらしさのある香りは豊かです。
 思ったより美味しいというか、製造者としての会社名はヘリオス酒造とはいえ、作り手はこれまで「銀が高原ビール」など小麦系ビールをたくさん作ってきた沢内醸造所ですから、小麦系ビールはお手の物なのでしょうね。

「銀河鉄道999 メーテルのヴァイツェン」
○原材料:麦芽(小麦麦芽、大麦麦芽)、ホップ
○アルコール分:5%
○内容量:350ml
○製造者:ヘリオス酒造株式会社 沢内醸岩手県岩手県)
(http://helios-syuzo.co.jp)

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アメリカ・STONE BREWING「TANGERINE EXPRESS HAZY IPA」

 この日、飲んだのは、アメリカ・STONE BREWING「TANGERINE EXPRESS HAZY IPA」。タンジェリンとパイナップルを使ったヘイジーIPAだそうです。

 グラスに注ぐと、色は当然ながら濁りのある、オレンジ色がかった褐色です。アロマは、軽く爽やかな柑橘類を思わせる、ホップのジューシーな香りを感じます。
 飲むと、飲み口はまったりとしていて、ボディはしっかり目のミディアムレベルくらい。パイナップルと言うか、何か別のトロピカル系の果物を思わせるような、ジューシー感のあるホップのフレーバーをしっかりと感じます。モルトの味わいもしっかりとベースにありつつ、それを上回るレベルのホップの強い苦味、存在感のある苦味を感じます。
 アルコール分は6.7%で、モルトもかなりの量が投入されているはずですが、バランス的にはかなりホップに寄っていて(IBU75)、甘いという印象はありません。ただ、苦味だけが突出しているという印象ではなく、モルトの味わいがベースにあって、さらにそこにホップの複雑な苦味の味わいが乗っかっているような感じです。なかなか美味いです。さすがSTONE BREWING。

「TANGERINE EXPRESS HAZY IPA」
○原材料:麦芽、ホップ、タンジェリン、パイナップル
○アルコール分:6.7%
◯IBU:75
◯内容量:12FL.OZ.(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者:株式会社ナガノトレーディング
(https://www.naganotrading.com)
○製造者:STONE BREWING
(http://www.stonebrewng.com)

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