

この日、飲んだのは、鳥取県・大山Gビール(久米桜麦酒(株))の「愛魔麦笑 AMABIE DRY HOPPED SOUR WEISS」。ヴァイツェンの麦汁を高濃度で作り、乳酸菌発酵の後にヴァイツェン酵母で発酵させ、シトラホップでドライホッピングしたビールです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46「世界中の隣人よ」。
グラスに注ぐと、色はかなり濁った、くすんだカスタードクリームのような色、カーキブラウンにも近いような色です。アロマは、注いでいる時から、小麦感とサワー感が合わさったような、独特の香りを感じます。
飲むと、口に含んだ瞬間から、梨やリンゴを思わせるフレーバー、 そしてシトラス感のあるホップフレーバーを感じ、さらに、はっきりとした酸味、サワー感と、細やかな炭酸刺激を感じます。シトラホップでドライホッピングしてあるようなので、シトラによる清涼感のある柑橘感もしっかり出ていますね。
酸味はしっかりとしていますが、刺さるような尖り方ではなく、それなりのマイルドさも併せ持っています。
味わいとしては、もちろん酸味がメインなのですが、甘味があるわけではないけど、酸味を下支えするコクがあり、ちゃんと味わえるビールです。
サワービールだけど飲みやすいですね。あっさりとはしているのですが、実はアルコール分は7%と高めで、 時間差で効いてくる感じでしょうか。
「愛魔麦笑 AMABIE DRY HOPPED SOUR WEISS」
◯原材料:麦芽(ドイツ産、イギリス産)、ホップ(Citra)
◯アルコール分:7.0%
◯IBU:12
◯内容量:330ml
◯製造者:久米桜麦酒株式会社(鳥取県)
(http://g-beer.jp/)
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この日、飲んだのは、東京都・FarYeast Brewing株式会社の「東京ブロンド」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、日向坂46「青春の馬」。
グラスに注ぐと、濁りのある、少し暗いレモンイエローのような、カスタードのような色です。アロマは清涼感のある、レモングラスなど思わせるホップの香りがさわやかです。
飲むと、口当たりはマイルドで、ボディはややしっかりめのライト。モルトのコクは軽く、それほど甘味は感じられません。のど越しから後口には、全体の印象を引き締める苦味を軽く感じますが、それほど強いわけではないようです。とはいえ、後口には苦味の余韻が残ります。
副原料の糖類に由来するのか、飲み口はさっぱりとした印象で、結構ごくごくイケてしまう感じです。
ホップのフレーバーは軽いけど、爽やかに効いているし、モルト感も軽くて飲みやすく、シーズン的にはこれからの時期に合いそうなビールだと思います。
「東京ブロンド」
◯原材料:大麦麦芽、ホップ、糖類
◯アルコール分:5%
◯内容量:350ml
◯製造者:FarYeast Brewing株式会社(東京都)
(https://faryeast.com/)



この日、飲んだのは、京都府・黄桜の「LUCKY CHICKEN 旨味レッドIPA」。
グラスに注ぐと、色は暗めの焦げ茶色。アロマは、少し派手目な熟した南国の果実のようなホップの香りと、わずかに香ばしいモルトの香りが感じられるようです。
飲むと、飲み口はマイルドで、ボディは軽めのミディアムレベルくらい。ホップのフレーバーと、香ばしいモルトのフレーバーが合わさった香りですね。
モルトの甘味やコクは、そこそこしっかりとしていてさらにそこに 被さるようにしっかりとした苦味を感じます
後口にも苦味の余韻が結構残りますが、モルトの余韻もそこそこある感じ。でも、意外に後口がさらりとしているのは、副原料の米によるものでしょうね。
缶には「チキンと一緒に楽しみたい時に」と書いてありますが、まあ確かにローストチキンなどには合うかもね。
「LUCKY CHICKEN 旨味レッドIPA」
◯原材料:麦芽、ホップ、米
◯アルコール分:5.5%
◯内容量:350ml
◯製造者:黄桜株式会社(京都府)
(http://kizakura.co.jp/ja/index.shtml)



この日、飲んだのは、アサヒの「アサヒ ザ・リッチ」。ビールではなく、「リキュール(発泡性)(1)」、いわゆる第三のビールです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46「I see...」。
グラスに注ぐと、色は透明な褐色。アロマは、少し麦藁のような穀物っぽいようなホップの香りを感じます。
飲むと口当たりはマイルドで、ボディはライト。モルトの甘味とコクを結構感じ、いくらか軽くはありますが、ホップのフレーバーも感じます。苦味も感じられますが、それほど強いという印象ではないです。
後口には、苦味の軽い余韻が少し感じられますね。アルコール分は6%とわずかに高め。強いというほどの印象ではないのですが、それなりの飲み応えがあるように感じます。飲んで行くと、わずかに複原料感というか、第三のビール的な要素を感じるの は確かですが、思ったよりは美味しいかな。少なくとも、下手な発泡酒よりはよほど美味しいです。
「ライバルはプレミアムです」と謳ってますが、実際にプレミアムビールに並ぶとまでは言わないまでも、結構上手く作った飲み物だとは思います。
ただ、じっくり飲んでいると、さすがにちょっと副原料感が立ってくるような気もするので、グイグイとまでは言わないまでも、そこそこのペースで飲むといいんじゃないでしょうか。
「アサヒ ザ・リッチ」(リキュール(発泡性)(1))
◯原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー50kcal, たんぱく質0.3g, 脂質0g, 炭水化物3.5g, 糖質3.5g, 食物繊維0-0.2-g, ナトリウム0-0.03mg
◯アルコール分:6%
◯内容量:350ml
◯製造者:アサヒビール株式会社
(http://www.asahibeer.co.jp/)



この日、飲んだのは、栃木県・うしとらブルワリー(うしとら(株))の「マシマロの黒」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46「夜明けまで強がらなくてもいい」。
グラスに注ぐと、色は結構黒っぽい焦げ茶色。アロマは、少し香ばしい濃色モルトの香りを感じ、わずかに甘味感のある香りもするのですが、アロマからだけではそれほどの甘味の予感はないかな( あくまでも色の割にはです)。香ばしさの中にある、独特の香りはカカオかな。
飲むと飲み口は軽く、ボディはライト。色の割には、わずかな香ばしさと、わずかな甘味。結構すっきりとした飲み口の中に、カカオのフレーバーを感じます。カカオ感などは濃厚というわけではないようなのですが、のど越しの苦味、そして6.5%のアルコール分による飲み応えが、このビールの印象に実体を与えているような気がします。
さすがは うしとら。副原料として、はと麦茶、ラクトース、マシュマロ、グラハムクラッカー、カカオと多様なものが使われています。全ての副原料がどのような形でビールへのキャラクター付けになっているかは分からないですが、個性的なビールには違いありません。何せ名前が「マシマロの黒」ですから(笑)
「マシマロの黒」
◯原材料:麦芽、ホップ、はと麦茶、ラクトース、マシュマロ、グラハムクラッカー、カカオ
◯麦芽使用率:25%未満
◯アルコール分:6.5%
◯内容量:330ml
◯製造者:うしとら株式会社(栃木県)
(https://www.facebook.com/ushitorabrewery/)
(https://ushitorabrewery.stores.jp/)



この日、飲んだのは、サッポロの限定醸造「プレミアム ヱビス 吟醸」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46「平行線」。
グラスに注ぐと、色は透明なゴールド。アロマは、やや硬い印象の、少しだけ穀物っぽいホップの香り。
飲むと、飲み口は意外にマイルドで、ボディはライト。“吟醸”という商品名だったので、てっきり日本酒酵母か、副原料に酒米でも副原料に使ったのかなと思ったんですが、そういうわけではないようです。飲むと、軽いモルトのコクと落ち着いたホップのフレーバーを感じます。全体的にクリアな味わいといった印象です。
缶に書いてある“売り文句”を見ると、「麦芽の穀皮を分離して仕込むことで雑味のない繊細な味わいを実現」と書いてあります。確かに、テイストとしてはクリアな印象だけど、スカスカというわけではなく、モルトのコクとホップのフレーバーはそこそこ感じられるし、のど越しから後口にかけては、ビールらしい苦味もじっくりと感じられます。
アルコール分は5.5%で、普通よりわずかに上ぐらいですが、普通っちゃ普通。でも、それなりに美味いそうな気がします。
ラベルと売り文句でかなり勘違いさせられる感じですが、普通にビールらしくて美味いような気がする、結構ビールらしいビールといった印象です。
「プレミアム ヱビス 吟醸」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:5.5%
◯内容量:350ml
◯製造者:サッポロビール株式会社
(http://www.sapporobeer.jp/)



この日、飲んだのは、キリンの「BROOKLYN LAGER」。 アメリカ・THE BROOKLYN BREWERYブルックリンブルワリーとのライセンス契約によりキリンビールが製造したライセンス商品です。なので、国産として、キリンに カテゴライズしました。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、PassCode「STARRY SKY」。
グラスに注ぐと、色は少し赤みがかった カッパーブラウンのような色。アロマは、果実の花のようなホップの香りをふんわりと感じます。
飲むと、飲み口はマイルドで、ボディはしっかりめのライト。ホップの穏やかなフレーバーを感じつつ、モルトのコクを感じますが、甘味が特段強いわけではありません。のど越しから後口にはかけては、しっかりとしたホップの苦味が感じられ、控えめな甘味とともにバランスが取れた形になっています。
ハンバーガーとか肉料理が食べたくなりますね。まあ、特にこれ以上、細かく感想はかかないですが、ライセンスとはいえ、普通にブルックリンラガーです(当たり前)。
「BROOKLYN LAGER」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:5.0%
◯内容量:330ml
◯製造者:麒麟麦酒株式会社
(http://www.kirin.co.jp/)
◯ライセンス元:BROOKLYN BREWERY
(http://brooklynbrewery.com/)

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