

この日、飲んだのは、キリンの限定醸造「GRAND KIRIN ORANGE IPA 冬キラキラ」。“冬キラキラ”とは、なかなかキラキラした名前ですね(笑)
グラスに注ぐと、色は透明な、やや濃いめのゴールドブラウン。アロマは控えめで、少しだけモルトっぽさが感じられ、どこか遠くにホップっぽいような香りも感じられるような気がします。
飲むと、口当たりは比較的マイルドで、ボディはライト。多少シリアルっぽいかなといった印象のホップのフレーバーが感じられるような気がしますが、オレンジピールの印象は控えめな印象です。
ラベルで謳ってるほどは爽やかな印象ではありませんが、まあ、普通に飲みやすいビールなのかなといった印象です。
オレンジピールを使ってるビールといえば、(ビアオタ的には)小麦系ビールという印象がありますが、このビールはIPAだし、原材料にも小麦の文字は見られないので、単純に“オレンジピールを使ったIPA”ということなのかな。
ゆっくり飲んでいると、モルト感が強くなり、ホップなどの香りも立ってきて、やや華やかな雰囲気が出てきます。よく冷えたら状態よりも、少し温度が馴染んできてからの方が美味いかな。
「GRAND KIRIN ORANGE IPA 冬キラキラ」(限定醸造)
◯原材料:麦芽、ホップ、オレンジピール
◯アルコール分:5.5%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー48kcal, たんぱく質0.5g, 脂質0g, 炭水化物4.1g, 糖質3.9g, 食物繊維0-0.3g, ナトリウム0mg
◯内容量:350ml
◯製造者:麒麟麦酒株式会社
(http://www.kirin.co.jp/)
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この日、飲んだのは、アメリカ・FREMONT BREWINGの「INTERURBAN INDIA PALE ALE」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Fuki「絶戒のJuliet」。
グラスに注ぐと、色は少し濁りのある、わずかにオレンジがかった褐色。アロマは、とてもフレッシュ感のある、ややオレンジっぽい印象の柑橘系なホップの香りを感じます。
飲むと、飲み口はまったりとしていて、ボディは軽めのミディアムか、しっかりめのライトといったところ。アロマよりはやや落ち着いたホップのフレーバーをしっかりと感じ、同時に、これまたしっかりと強いホップの苦味を感じます。ただ苦いだけではなく、モルト感に下支えされた味わいで、モルトのコクと、それを追っかけてくるホップの苦味がいい感じに波状攻撃をかけてくる感じです。苦味が強く、後口にも苦味が余韻となって残ります。苦味がかなり強いので、甘いという印象はあまりないのですが、アルコール分は6.2%と少し高めで、モルト感もしっかりと感じられます。
なかなか飲み応えはあり、苦味もモルトのコクもしっかりとしてて、満足度は高い気がします。
「INTERURBAN INDIA PALE ALE」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:6.2%
◯内容量:12FL.OZ.(355ml)
◯原産国:アメリカ
◯輸入者:エバーグリーン合同会社
(https://www.facebook.com/EvergreenImports/)
◯製造者:FREMONT BREWING CO.
(https://www.fremontbrewing.com/)



この日、飲んだのは、広島県・セッションブルワリーの「LEMON ALE」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、米津玄師「Lemon」。
グラスに注ぐと、色はわずかに濁りというか霞のある、少し黄土色がかった褐色。アロマは、とても軽快。ハーブっぽいようにも感じられるレモン的な香りですね。ただ、よくよく確かめてみると、その香りの中に何か違う香りも混じっているような…。それが何なのか…。
飲むと、炭酸刺激は細やかで、ボディはライト。口に含んだ瞬間から、レモンっぽいフレーバーと、少しイーストっぽいような独特のフレーバーを感じます。モルトの甘さも感じられ、フィニッシュにはホップの苦味がちゃんと効いている印象です。
後口には、苦味の余韻が少しと、モルト感の余韻も少し。レモンの印象が強いのですが、レモンが逆に強すぎるのか、レモンぽく感じられないときもあります。
飲んでいくと、レモン感だけではない、落ち着いたビールのフレーバーも感じられはするのですが、その手前にあるレモンの“カーテン”がなかなか分厚いですね。
ラベルをよく見てみると、「レモンをふんだんに使用したベルジャンエール」と書いてありました。独特のフレーバーと感じたのは、ベルジャンとしての個性だったような気がします。なるほどね。
このセッションズブリュワリーは、私が広島から島根に引っ越したのと同じぐらいのタイミングで開業したブリュワリーです。パブを併設した店舗があるらしいのですが、店舗がある広島市中区江波東というところは、少し交通路線的に不便な地域なので、広島に帰省したときもなかなか訪問できてないです。いつか行ってみたいものです。
「LEMON ALE」
◯原材料:麦芽(イギリス産)、ホップ、レモン(広島県産)
◯アルコール分:5%
◯内容量:330ml
◯製造者:合同会社Session's Brewery(広島県)
(http://www.the-sessions.co.jp/brewery/)



この日、飲んだのは、アサヒの「スーパードライ ロイヤルリミテッド 令和元年-特別醸造-」。 ギフト限定商品の「ジャパンスペシャルシリーズ」の中でも、夏のギフト限定の商品で、国産原料を100%使用したビールだそうです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、米津玄師「海の幽霊」。
グラスに注ぐと、色は透明なゴールド。澄んだ色です。アロマは、ふんわりと穏やかに香る、わずかに穀物っぽく、清涼な、クリアなホップの香りを感じます。
飲むと、炭酸刺激は細やかで、ボディはライト。モルト感は軽く、控えめではありますがアロマと同様のホップのフレーバーを感じます。
苦味はそこそこ感じるのですが、軽いモルト感とバランスを取るくらいの軽い苦味といった印象です。それでも印象は、やや苦味の方が強いのかな。
飲んでいると、なんか不思議なフレーバーを感じました。ホップなのか何なのか、もしかしたら副原料に由来する香りなのかもしれませんが、なんだこれ。ホップ感が強い香りでもないし。品質劣化によるオフフレーバーでもないような気がするしなんだろう。個人的にちょっと気になりました。
アサヒの社風と言うか、スーパードライのいわゆる“キレ”をさらに増した感じかな。さっぱりスッキリ飲めるビールなんだと思います。まぁ夏限定だし……。いわゆる暑い夏にごくごく飲むビールでしょうね。
「スーパードライ ロイヤルリミテッド 令和元年-特別醸造-」
◯原材料:大麦麦芽、ホップ、米、スターチ
◯アルコール分:5%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー39kcal, たんぱく質0.2-0.6g, 脂質0g, 炭水化物2.2g, 糖質2.2g, 食物繊維0-0.2g, 食塩相当量0-0.02mg
◯内容量:350ml
◯製造者:アサヒビール株式会社
(http://www.asahibeer.co.jp/)



この日、飲んだのは、サッポロの「サッポロ生ビール 黒ラベル〈黒〉」。2019年限定醸造だそうですが、ほんとかなぁ(笑)。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Unlucky Morpheus「KIZASI」。
グラスに注ぐと、色は見た目ほとんど黒に近いですね。アロマは、色の割には濃色モルトの香ばしさ、トースト香はかなり控えめ。 感じられはするのですが、トースト香は結構遠いところにある感じです。
飲むと、口当たりはライトだけど、ややざらっとした印象。ボディはライトです。
モルトの甘味を感じつつ、アロマよりはしっかりと濃色モルトのトーストフレーバーを感じますね。
ゆっくり飲んでいると、だんだんと香ばしさも増してきます。ホップの苦味はたいして感じられず、濃色モルトの焦げ苦味を少し感じるように思います。
後口には、香ばしさとモルトのコクの余韻が少し残りますが、フィニッシュ自体は比較的すっきりとした印象です。
香ばしさのレベルは、これぐらいがちょうどいいのかな? ゆっくり飲むと、それなりのしっかりとした香ばしさだし、飲みにくいというほどでもないです。ビールマニアでなく、一般消費者向けなら、これぐらいが丁度いいレベルなのかもしれませんね。
「サッポロ生ビール 黒ラベル〈黒〉」
◯原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
◯アルコール分:5%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー42kcal, たんぱく質0.3g, 脂質0g, 炭水化物3.5g, 糖質3.3g, 食物繊維0-0.3g, 食塩相当量0mg
◯内容量:350ml
◯製造者:サッポロビール株式会社
(http://www.sapporobeer.jp/)



この日、飲んだのは、スウェーデン・Omnipolloの「Mazarin」……といいつつ、製造はベルギーのProef Brouwerijで行われているので、表示的に正しいのは“ベルギー産”でしょうね(輸入経路がどうなってるのかは不明ですが)。Omnipolloは、Mikkellerなどと同じく、他のブルワリーの醸造所でビール作りをしてる“contract brewery”の一つです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Yngwie Malmsteen「Black Star」。
グラスに注ぐと、色は濁りのある、カスタードクリームのような色。まるでミルクセーキのような色です。アロマは、とても控えめですが、ややシトラス感があるホップの香りを感じます。
飲むと、飲み口はマイルドで、ボディは 思ったより軽く、しっかりめのライトくらい。コクがないわけではありませんが、フィニッシュは意外にドライです。軽い苦味が感じられ、フィニッシュを引き締めてる感じです。
表示を見る限りでは“Pale Ale”と書いてありますが、一般的なペールエールとは全く違う色合いですね。アルコール分は5.6%で、軽くはありませんが、それほど強いという印象も感じられません。
色も見ながら何も考えずに飲んでると、一体どんなスタイルのビール飲んでるのかよく分からなくなりますが、基本、ペールエール的な味わいですね。Omnipolloの個性が発揮されてる感じです。
感想は難しいのですが、 ペールエール的な味わいではあります。変にスタイルを意識して飲まなければ(?)、まあ、こういうのもありなのかな、と思います。
「Mazarin」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:5.6%
◯内容量:330ml
◯原産国:ベルギー
◯輸入者:株式会社AQベボリューション
(http://www.aqbevolution.com/)
◯製造者:Omnipollo(スウェーデン)
(https://omnipollo.com/)
◯製造所(醸造場所):De Proef Brouwerij(ベルギー)
(http://www.proefbrouwerij.com/)



この日、飲んだのは、キリンの「一番搾り とれたてホップ 2019年収穫」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、GARNiDELiA「Hysteric Bullet」。
グラスに注ぐと、色は透明なゴールド。当たり前ですが、普通の一番搾りと同じ色ですね。アロマは、清涼で軽やかな、少し穀物っぽい雰囲気のホップの香りを感じます。
飲むと、飲み口は炭酸刺激で程よくシャープで軽やか。ボディはライトです。口腔に広がる、落ち着いた、しかししっかりと主張してくる、穀物感のあるような、麦わらのような、ホップの良いフレーバーを感じます。いい香り。
モルトのコクもそこそこ感じますが、ホップのフレーバーと共に、しっかりとした苦味が感じられ、変な言い方ですが、大人なビール感があります。
後口には、苦味の余韻がじわじわと残り、さらに麦藁などを思わせるホップのフレーバーの余韻も感じられ、オーソドックスではありますが、ビールらしいビールといった印象のビールです。これ好き。ずっと飲んでいたいです。
「一番搾り とれたてホップ 2019年収穫」(限定出荷)
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:5%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー40kcal, たんぱく質0.4g, 脂質0g, 炭水化物2.7g, 糖質2.6g, 食物繊維0-0.2g, 食塩相当量0mg
◯内容量:350ml
◯製造者:麒麟麦酒株式会社
(http://www.kirin.co.jp/)

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