

この日、飲んだのは、鳥取県・大山G(久米桜麦酒(株)の「鬼太郎ビール ペールエール」。今でこそ、境港・水木しげるロードなどで売られている「鬼太郎ビール」は、久米桜麦酒のビール(大山Gビール)ですが、昔は境港に「夢みなとビール」というブルワリがあって、そこが「鬼太郎ビール」を作ってましたね。今でも、「鬼太郎ビール」を目にする度に、当時の思い出とともに、思い出したりします。懐かしい。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、レキシ「GET A NOTE」(アニメ第6期「ゲゲゲの鬼太郎」2ndエンディング)。
グラスに注ぐと、色は少し濁りのある、やや暗い褐色。アロマは、少し固い印象のホップの香りです。
飲むと、ホップのフレーバーをしっかりと感じ、モルト感に下支えされた、ほどほどにしっかりとした苦味を感じます。ただ苦いだけじゃなくて、モルト感とのバランスがとれているので、いい感じの味わいですね。
後口には、苦味の余韻がじわじわと残りますが、極端に苦過ぎるわけではなく、マイルドな余韻といった感じでいい感じ。ガツンとこないペールエールっていいな。
「鬼太郎ビール ペールエール」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:4.5%
◯内容量:330ml
◯製造者:久米桜麦酒株式会社(鳥取県)
(http://g-beer.jp/)
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この日、飲んだのは、今年(2018)月にビール醸造を開始したばかりの島根県・(株)三島ファーム(FARMER'S BREWERY穂波)の「HONAMI RED ORIGINAL ALE」。副原料として、島根県浜田市産の紫イモと水飴を使用したビールです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46(若様軍団)「失恋お掃除人」。
グラスに注ぐと、色は、少し暗い赤褐色。アロマは、少し甘味を予感させるモルトの香りと、独特の芋っぽい香りです。芋焼酎の香りに比べると、少し甘い印象の香りかな。モルトの香りと合わさって感じられるような気がしますね。独特な香りです。
飲むと、口当たりはスムースで、スルスルっと入ってきます。ボディーは、まったりめのライトです。軽いモルトの軽い甘味を感じ、ホップというか芋なのか、少し、やはり芋っぽいフレーバーを感じます。個人的には、アロマの方が、芋っぽい印象だった気がします。
苦味はそれほど強くはなく、あっさりとした苦味があるといった感じ。アルコール分は5%ですが、なんだか5%以上のアルコール分があるように感じてしまうような気がします。不思議な感じ。
芋っぽい香りは、確かにフルーティーな 印象にもなっていて、ほのかな甘みと調和して、独特の味わいになっています。甘味がモルト由来なのか、芋由来なのか、よく分からないところがあります。
紫イモを使ったクラフトビールというと、やはり、コエドビールの「」を思い出しますが、これはまた違った印象ですね。
ビール感というよりも、別の飲み物っぽい印象にも感じますが、まあ、クラフトビールの多様性ということでしょうね。個性的なビールだとは思います。
しかし、開業したばかりなのに、えらく変わったスタイルのビールばかり作ってるなあ(笑)
「HONAMI RED ORIGINAL ALE」
◯原材料:麦芽、さつまいも、水飴、ホップ
◯アルコール分:5%
◯内容量:350ml
◯製造者:株式会社三島ファーム(島根県)
(http://mishima-farm.com/)



この日、飲んだのは、今年(2018)月にビール醸造を開始したばかりの島根県・(株)三島ファーム(FARMER'S BREWERY穂波)の「穂波BLACK IMPERIAL STOUT」。私は、今年4月に島根県松江市に転居して以降、いろんな飲食店に行っては情報収集をしてるのですが、あるお店で、「浜田市に新しいブルワリーができた」と聞いて、早速、お取り寄せしてみました。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、浜田麻里「Black Rain」。
グラスに注ぐと、色はほとんど真っ暗な暗褐色。ほぼ、真っ黒ですね。アロマは、ほろ苦い印象の、甘さ控えめのビターチョコを思わせる、濃色モルトのトースト香。香ばしい香りなのですが、アロマの段階では、それほど甘味を予感させる印象ではないように感じました。
飲むと、口当たりはまったりとしていて、ボディはミドルレベルくらい。結構まったり感があります。フレーバーというか、焦げ感をしっかりと感じ、トーストフレーバーと言うか、竹炭と言うか、そういった、焦げた香りを感じます。しかし、同時に、結構しっかりとしたモルトの甘味を感じ、そして同時に、これまた結構しっかりとした苦味を感じます。
この苦味、ホップ感や、焦げモルトによる苦味か、喉越しには、苦味自体もガツンときますが、8%という高いアルコール分も、かなりドスンとくるものがあります。
甘味は結構強いのですが、フィニッシュは、それほど甘ったるい印象ではありません。もしかしたら、豆を使用(後述)したことによるクリスピー感が、この辺に効いてるのかもしれませんね。
のど越しから後口にかけては、苦味の強烈な余韻に加え、8%のアルコール分の余韻も、かなり感じられます。結構強い。飲み応えも、かなりのものです。
このビールには、副原料として、島根県産の黒豆が使われています。黒豆を使ったビールは過去に飲んだことがあるのですが、多くの場合、やはり独特の副原料感がありました。しかし、このビールは、それほどハッキリとは、“豆”という印象は感じられませんでした。8%という高いアルコール分により、多少の雑多な印象がかき消されているのかもしれませんね。
「穂波BLACK IMPERIAL STOUT」
◯原材料:麦芽、黒豆(島根県産)、ホップ
◯アルコール分:8%
◯内容量:330ml
◯製造者:株式会社三島ファーム(島根県)
(http://mishima-farm.com/)



この日、飲んだのは、アメリカ・FOUNDES BREWINGの「SOLID GOLD PREMIUM LAGER」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、舞台「スマートモテリーマン講座」の2017ダイジェスト映像。乃木坂46の西野七瀬に続き、若月佑美、能條愛未も卒業を発表しましたね。昨年、「真夏の全国ツアー2018 FINAL」の東京ドーム公演初日に参戦した翌日、広島で上演された、若月佑美も出演する「スマートモテリーマン講座」を観劇したのが懐かしいです。どんどん、みんないなくなってしまうなぁ。
グラスに注ぐと、色は、透明な濃いめのゴールド 。ゴールドブラウンっぽい色です。アロマは、新鮮な、ネーブルなどの柑橘系 を思わせるホップの軽快な香りです。
飲むと、飲み口はスムーズで、ボディーはライト。アルコール分は4.4%と軽めで、モルト感は軽いです。
ホップのフレーバーは控えめで軽く、アロマと同様の香りに加え、後口には、わずかに麦藁っぽさもあるようなホップの香りです。
苦味は特段強くはないと思いますが、モルトとのバランスの関係か、後口には苦味の余韻が結構は残るような気がします。IBU(苦味成分値)は20なので、確かに数値的にはそれほど苦味は強くはないのでしょうが、数値以上に苦いような気がするのは、やはりモルト感が弱いからでしょうね。モルトとのバランスのため、苦く感じられるような気がします。
とはいえ、比較的スッキリと飲みやすく、ゴクゴクと飲めます。個人的に、こういうタイプのビールは、もう少し容量が大きめの商品で、たっぷりと楽しみたいもんです。
「SOLID GOLD PREMIUM LAGER」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:4.4%
◯内容量:12FL.OZ.(355ml)
◯原産国:アメリカ
◯輸入者:株式会社ナガノトレーディング
(http://naganotrading.com/)
◯製造者:FOUNDERS BREWING CO.
(https://foundersbrewing.com/)



この日、飲んだのは、サッポロの限定醸造「ビアサプライズ 至福の深み」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46「今、話したい誰かがいる」。
グラスに注ぐと、色は透明なゴールドというか、黄土色っぽい褐色。アロマは、少し硬い印象の、わずかにシリアルっぽいような、おとなしめのホップの香りです。
飲むと、口当たり以外にまったりとした印象でしたが、ボディーはライト。ですが、ふしぎな、どこかまったりとした飲み口……。
フレーバーは、アロマよりもしっかりとしていて、固い印象はありますが、どこか遠くに、シトラスっぽいようなホップの香りもありつつ、メインとなるのは、シリアルっぽいと言うか、穀物系のように感じるホップの香りです。ホップのフレーバーに加えて、何よりも苦味が強いです。結構苦いね。飲み口のまったり感と共に、5.5%というアルコール分以上のモルト感を感じますが、とにかく、それ以上に苦い。
モルト感を差し引いても、かなりのホップ(もしくはホップ成分)が使われているのだと思います。国内大手メーカーは、あまりIBU(ホップ由来の苦味成分量を表す数値)を公開しないように思いますが、このくらい苦いと、どのくらいなのか気になりますね。45か50か……。よく流通している、アメリカンIPAにも負けない苦味の強さだと思います。
アルコール分が5.5%で、モルト量もそこそこ使われてるんだと思いますが、苦味とのバランスで言うと、苦味がかなり勝っているので、飲み口のまったり感はともかく、味わいの上での甘味部分の印象は、それほどでもないような気がします。
個人的には、もう少しモルトの甘味が全体の味わいをしっかりと強く下支えして、そこに強烈なホップの苦味が乗っかるぐらいのバランスの方が好きかな。
「ビアサプライズ 至福の深み」(限定醸造)
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:5.%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー46kcal, たんぱく質0.6g, 脂質0g, 炭水化物3.4kg, 糖質3.3g, 食物繊維0-0.2g, 食塩相当量0g
◯内容量:350ml
◯販売者:サッポロビール株式会社
(http://www.sapporobeer.jp/)



この日、飲んだのは、アサヒビールの秋限定商品「食楽 食がすすむ秋限定」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Platina Jazz「Hajimete No Chuu」(from Kiteretsu Daihyakka)。
グラスに注ぐと、色は、透明なゴールド。やや濃いめ、褐色よりのゴールドかな。
アロマは、固い印象の、ややシリアルっぽいかな、といった印象の、おとなしいホップの香りです。
飲み口はすっきりとしていて、ボディはライト。ホップのフレーバーもやはりおとなしく、やはり硬い印象です。アルコール分は46パーセントで、スーパードライなどに比べるとモルト感は強いのでしょうが、アサヒビールが作ったビールの特色と言うかなんというか、やはり、そんなに充実したモルト感があるというようには感じません。
缶ラベルに書いてある「食がすすむ~」という言葉の意味はよくわからないのですが、まあ、飲みやすいっちゃ飲みやすいのかな。あっさりしてるし、アルコール分6%の割には、それほど飲み応えがあるという印象でもないのですが、冬の鍋物とかには合うのかもね。いや、冬じゃなくて秋の商品だった(笑)
「食楽 食がすすむ秋限定」
◯原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ、香辛料
◯アルコール分:6%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー44kcal, たんぱく質0.3-0.7g, 脂質0g, 糖質2.3g, 食物繊維0-0.2g, ナトリウム0-8mg
◯内容量:350ml
◯販売者:アサヒビール株式会社
(http://www.asahibeer.co.jp/)



この日、飲んだのは、アサヒの「スーパードライ瞬冷辛口」。いかにも夏向きな商品を今ごろ飲んでレビュー載せるのもあれですが、まあその辺はすいませんね。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、TEARS OF TRAGEDY「Void Act」。
グラスに注ぐと、色は透明なゴールド。アロマは、まあ、ホップっぽい香りが軽く香るかな。
飲むと、ボディーはライトで、まあゴクゴクといく感じの、いつものスーパードライな感じ。瞬冷辛口とは言うものの、まぁ、グラスやカップに注いだ時点で、まぁ瞬冷でも何でもないんですけど。そもそも、ビールで「辛口」っていう表現が個人的に嫌いなので、まあ、どうなのかなと思いはするんですが…。
まあ、スーパードライ的なビールかなとは思います(もうちょっとコメントやる気出せ)。
「アサヒスーパードライ 瞬冷辛口 瞬冷Dry」
◯原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
◯アルコール分:5%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー41kcal, たんぱく質0.1-0.5g, 脂質0g, 糖質2.5g, 食物繊維0-0.2g, ナトリウム0-8mg
◯内容量:350ml
◯販売者:アサヒビール株式会社
(http://www.asahibeer.co.jp/)



この日、飲んだのは、ドイツ・Uerige Obergarigeの「Jron Grunhopfen-Sticke」。ややこしい名前ですが、「Grun」は、「green」に相当するので、“green hop(fresh hop的な?)”みたいな意味の名前のようです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Helloween「Kids Of The Century」。
グラスに注ぐと、色は、濁りのある、暗い焦げ茶色。アロマは、香ばしい濃色モルトの香りです。モルトの甘味を予感させる香りですが、それだけではなく、同時に、かなりしっかりと爽やかな、シトラス系というか、熟した果実のようなホップの香りを感じます。そして、さらに6.2%の高いアルコール分によるアルコール感を、アロマの段階で、結構感じますね。
飲むと、口当たりはマイルドでまったりですが、意外にボディはライトです。これまた意外にモルトの香ばしさはそれほど強い印象ではなく、ホップの印象の方がやや強いのかな。甘味はまあそこそこで、結構しっかりと苦味があります。
後口には、しっかりとした苦味と、モルトの甘味の両方の余韻が残ります。個人的には、苦味の印象の方が強いかな。アルコール分が6.2%と高めですが、アルコール分以上にアルコール感を感じるような気がします。ボディは軽いのに、妙に飲み応えがあるような気がします。
製造者によるラベルをよく見ると、原材料は、「水、大麦麦芽、小麦麦芽、カラメルモルト、ローストモルト、ホップ、酵母」と書いてあります。フレーバーの中には、小麦麦芽由来の要素もあるような気もします。
一般的なアルトとは、かなり印象が違いますが、ハイアルコールビール好きな人とか、好きかもしれませんね。それでいて、飲み応えの割には、 ほどほど飲みやすくもあるので、面白いです。
「Jron Grunhopfen-Sticke」
◯原材料:麦芽、ホップ(水、大麦麦芽、小麦麦芽、カラメルモルト、ローストモルト、ホップ、酵母)
◯アルコール分:6.2%
◯内容量:330ml
◯原産国:ドイツ
◯製造者:Uerige Obergärige Hausbrauerei
(http://www.uerige.de/)



この日、飲んだのは、アメリカ・SIERRA NEVADA BREWINGの「SOUTHERN HEMISPHERE SESSION IPA」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、STEREOPONY「ヒトヒラのハナビラ」。
グラスに注ぐと、色は概ね透明な、黄土色っぽい褐色。アロマは、軽やかで爽やかな、シトラス系なホップの香りです。軽快な香りですね。
飲むと、口当たりはスムースで、最初の一口からゴクゴクといってしまう、とても軽快な飲み口。当然ながら、ボディーはライトです。モルト感はとても軽く、アロマと同様に、ホッピーなフレーバーはしっかりしていますが、苦味の方は、最初こそ、一瞬「苦いかな」と感じましたが、飲んでいると、実はそれほど苦味は強くないようです。
口の中にあるときには多少の苦味は感じられますが、後口には大して余韻も残りません。アルコール分は4.6%と軽く、とにかく飲みやすいです。いいなーこれ。ボディーがライトで、飲み口が軽くて、アルコール分が軽くても、決してしゃばしゃばじゃない。これはかなり美味い。それ以上に飲みやすいです!
「SOUTHERN HEMISPHERE SESSION IPA」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:4.6%
◯内容量:12FL.OZ.(355ml)
◯原産国:アメリカ
◯輸入者:株式会社ナガノトレーディング
(http://naganotrading.com/)
◯製造者:SIERRA NEVADA BREWING CO.
(http://www.sierranevada.com/)



この日、飲んだのは、サントリーの限定醸造「贅沢LAGER 琥珀のキレ」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Unlucky Morpheus「Knight of Sword」。
グラスに注ぐと、色は、透明で赤みがかった褐色。濃いめの紅茶のような、綺麗な色です。アロマは、少しだけど香ばしく、モルト感を予感させる香り。少し甘さを予感させる香りですね。
飲むと、口当たりは マイルドで、ボディーは、まったり系のライト。穏やかなモルトの甘味とコクを、軽くですが、そこそこしっかりと感じます。
苦味はほんのわずかに感じられる程度で弱く、基本、モルト感の味わい、甘味とコクのビールですね。アルコール分は7%と高めで、後口には、ややアルコール感というか飲み応えを感じますが、飲んでると、それほど強いという印象ではないです。それだけ、飲みやすいのかなと思いますが、それでも、じっくり飲んでいると、それなりの充実感が感じられるような気もします。
そういえば、コリアンダーシードが使われているようですが、あまりそういう印象は感じられませんね。琥珀色のビールで、コリアンダーを使ってるというのは、比較的珍しいレシピのようにも感じますが、残念ながら、あまりコリアンダーの印象は残らないです。
こういう、まったり系の穏やかなビールは好きです。本当は、もうちょっとアルコール分が軽い方が好きなんですけどね。
「贅沢LAGER 琥珀のキレ」(限定醸造)
◯原材料:麦芽、ホップ、コリアンダーシード
◯アルコール分:7%
◯栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー57kcal, たんぱく質0.4-0.8g, 脂質0g, 糖質3.9g, 食物繊維0-0.5g, ナトリウム0-7mg
◯内容量:350ml
◯販売者:サントリービール株式会社
(http://www.suntory.jp/)



9月某日。この日は、遅い夏休みを利用して、ちょっとした東京旅行に行きました。昨年の「乃木坂46真夏の全国ツアーFINAL」とは違い、今回は特別大きな目的というのがなかったので、秋葉原に行ったり、六本木や渋谷、飯田橋周辺の乃木坂46の聖地巡礼などをして楽しんだ旅でした。
そんな中、深夜の渋谷で立ち寄ったのが、前回上京した時にも立ち寄ったことのあるパブ、「Abbot's Choice」。夜は、いつもお客さんで溢れてる印象がありますが、今回は、かなり遅い時間だったので、人もそれほど多くはなく、カウンター席に座ることができました。
1杯目に飲んだのは、アメリカ・GOOSE ISLANDのIPA。アルコール分は5.3%とそれほど高くはありませんが、深夜のIPAは、それだけで堪えますね(笑)

とはいえ、あまりゆっくり飲んでても遅くなってしまうので、それなりにさっさと飲んで、次に2杯目として飲んだのは、「Shibuya Beer -ENERGY-」。なかなかご当地感ありますが、ラベル表示を見ると、サンクトガーレン(神奈川県)が製造しているようです。東京にもブルワリーはいろいろあるはずですが、「OEM」に対応できる余裕がないのかもしれませんね。おそらく、他の企業とかの企画で作られたビールで、製造だけサンクトガーレンが担当したのだと思います。

さて、この「Shibuya Beer -ENERGY-」、グラスに注がれると、色はわずかに霞みのある、黄土色系の褐色。アロマは、「これ」と言うほどハッキリとは感じられなかったような気がします(既に酔っぱらってたから分からなかった可能性あり)。
飲むと、飲み口はスッキリとしていて、ボディはライト。最初に、なんとも不思議個性的なフレーバーが感じられ、「何だこれは…」とか思ってると、その後に、麦藁っぽいホップの香りが感じられるようになります。さらに飲んでいると、単にホップのフレーバーだけでなく、さらにフルーティーな、南国果実のような、不思議なフレーバーが感じられ、なかなか面白いフレーバーになってます。
モルト感は軽く、スッキリと飲めますが、後口には、じわじわとホップの苦味が追いかけてくる感じです。最終的には、麦藁っぽいホップ感が余韻になってきますね。
後口には、確かに苦味の余韻は感じられますが、苦味が特段に強いわけではなく、バランスがとれたグビグビ感があります。この辺のドリンカビリティの高さは、さすがサンクトガーレンといったところでしょうか。
と、つい、しっかりテイスティングしてしまい、なんだかあっという間に時間が経ってしまったので、最後に「Shibuya Beer -ENERGY-」を飲み干した後は、足早にホテルへと向かったのでした。
2杯目「Shibuya Beer -ENERGY-」
◯原材料:麦芽、ホップ、マカ、グレープフルーツ
◯アルコール分:5%
◯内容量:330ml
◯製造者:サンクトガーレン有限会社(神奈川県)
(http://www.sanktgallenbrewery.com/)

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