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Water Dragon's Diary II
日々飲んでるビールの感想などを書き綴る写真日記です (since 2005,7,31 これ以前は前身web日記から移植)
新潟麦酒の「虹之麦酒」
2016,06,22_blog
 この日飲んだのは、新潟麦酒の「虹之麦酒」。(広島県)三原市西野地区で生産された麦を使って作られたビールです。何年か前から、存在は知っていたのですが、なかなか入手する機会がありませんでした。先日、三原市に行く機会があり、「道の駅」で見つけたので、思わずゲットしました。
 ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46 「そんなバカな…」。

 グラスに注ぐと、色は、濁りのあるカーキイエロー。白濁したオーカー(黄土色)といった方がいいかも。アロマは…ほんの少し、ほんの少しだけ、クローブっぽいような香りを感じました。
 飲むと、口当たりは柔らかく、ボディはしっかりめのライトくらいかなぁ。なんとも独特なフレーバーです。基本は、白濁した色から想像できる、ウィート系な香り。クローブっぽい香りが、ほんの少しだけ感じられますが、決してヴァイツェン系な印象ではありません。やはり、新潟麦酒の商品ではお馴染みの、独特な乳酸飲料のようなミルキーな香りがあります。
 モルトのコクはあるようです。甘味がしっかり感じられるというわけではなく、(小麦系なので)苦味もほとんど感じられません。強いて言えば、酸味っぽいような…でも実際にはたいして酸味じゃないような味わいが…。難しい(笑)。

 新潟麦酒は、様々なユーザーの依頼や酒販業者からの委託で“オリジナル”ビールを作っていますが、大抵どれを飲んでも、日本のクラフトビールをいろいろ飲んだ人であれば“必ず”分かるレベルで、「新潟麦酒のビールだな」と感じられる個性があります(初期の「宮島ビール」も明らかにそうでした)。
 新潟麦酒はそれはそれでいいのですが、商品に反映される個性が強すぎて、“特色ある原材料”の個性が紛れてしまうように感じます。まあ、広島近辺に、OEMに対応したクラフトビールブルワリーがほぼ無いので仕方ないのですが…。
(だいたいのブルワリーには、なかなかOEMに対応する余力が無いのが実情のようですから、それはそれで仕方ないすね)

「虹之麦酒」
○原材料:麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ
○アルコール分:4.5%
○内容量:330ml
○製造者:新潟麦酒株式会社
http://www.niigatabeer.jp/

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テーマ:ビール - ジャンル:グルメ

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