

この日の夜に飲んだのは、ドイツ・HOFBRAUHAUS WOLTERSの「WOLTERS PILSENER」。
ちなみに、この日のビールタイム「Thrill」。のBGMは、BAND-MAID 「Thrill」。
グラスに注ぐと、色は透明なやや濃いゴールド。飲むと、オーソドックスというか、ややシリアルっぽくもあるホップのフレーバーを感じます。
モルトの甘味とコクは少しで、のど越しには、これまた軽い苦味を感じます。コクはあるけど、甘味がそれほど強いわけではなく、苦味もそれほど強いわけではないかな(ピルスナーとしては)。
まあ、飲みやすいとも言うのかもね。もうちょいハッキリした苦味が欲しい気がしないでもないけど。
「WOLTERS PILSENER」
○原材料:大麦麦芽、ホップ、ホップ抽出物
○アルコール分:4.9%
○内容量:330ml
○原産国:ドイツ
○輸入者及び引取先:株式会社パナバック
(http://panavac.net/)
○製造者:HOFBRAUHAUS WOLTERS GMBH
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この日の夜に飲んだのは、キリンの「THE AROMA GRAND KIRIN」(ジ・アロマ)。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、MOONSPELL 「Everything Invaded」。
グラスに注ぐと、色は透明な、やや濃いめのゴールド。
アロマは、…………
飲むと、やや華やかというか、熟した果実のような、ホップ由来と思しきフレーバーで、モルトの甘味とコクを意外に結構感じます。のど越しには、少し苦味はあり、余韻もそれなりに感じはするのですが、全体的には“甘い”印象ですね。
…………
……ん~、多分、それなりにはイケるのかもしれませんが、どうも、流通段階か販売店での商品管理に問題があったようです。なにせ、栓を抜いてグラスに注ぐ瞬間から、ものスゴい「日光臭」が……。なので、アロマはまともに分からず、フレーバーも、頭の中で日光臭を差し引いての感想なので、正しくないかも。
せっかくメーカーが気合い入れて作っても、流通段階で台無しにしてしまってはねぇ…。
「THE AROMA GRAND KIRIN」(グランドキリン ジ・アロマ)
○原材料:麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ、糖類(乳糖)
○アルコール分:5.5%
○内容量:330ml
○販売者:麒麟麦酒株式会社
(http://www.kirin.co.jp/)



この日の夜に飲んだのは、アメリカ・North Coast Brewingの「OLD RASPUTIN RUSSIAN IMPERIAL STOUT」(オールド・ラスプーチン)。かなーり久しぶりに飲んで見ました。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、THE STREET BEATS 「I wanna change」。
グラスに注ぐと、色は、ほぼ真っ黒。暗い褐色なんでしょうけど、ほぼ真っ黒です。アロマは、香ばしい、まさにビターチョコレートを思わせる、高温焙燥された濃色モルトの香りです。アロマの段階で、モルトの苦味も甘味も、両方とも予感させてくれる香りです。
飲むと、 口当たりはマイルドですが、すぐにしっかりとした、アロマと同じ濃色モルトのフレーバー、トースト感を感じます。さらに、モルトの甘味、してコクを感じつつ、すぐにモルトの焦げ感、焦げた苦味をかなりしっかりと感じますね。苦味はかなりしっかりで余韻もしっかり。アルコール分は9%と高く、充実の飲み応えです。
個人的には、夜の遅い時間、深い時間のナイトキャップ。または気怠い深夜の“とどめ”の1本。まさにそんなビールですね。
「OLD RASPUTIN RUSSIAN IMPERIAL STOUT」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:9%
○内容量:12FL.OZ.(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者及び引取先:株式会社ナガノトレーディング
(http://naganotrading.com/)
○製造者:North Coast Brewing Co.
(http://www.northcoastbrewing.com/)



この日の夜に飲んだのは、スコットランド・BREW DOGの「HOPPY CHRISTMASS festival pale ale」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、B'z 「いつかのクリスマス」。
グラスに注ぐと、色は濁りのあるわずかに赤みがかった褐色。アロマは、フレッシュで軽快な、やや柑橘っぽさのある、ホップの香りを感じます。
飲むと、凛とした印象のホップのフレーバー。モルトのコクがありつつ、穏やかながら、なかなかしっかりとした苦味を感じますかね。苦味の余韻もなかなかです。
アルコール分は7.2%と高く、飲み応えはありますが、アルコール分の割りには飲みやすいかも。なかなかの充実感ですな。
「HOPPY CHRISTMASS festival pale ale」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:7.2%
○内容量:330ml
○原産国:イギリス(スコットランド)
○輸入者及び引取先:株式会社ウィスク・イー
(http://www.whisk-e.co.jp)
○製造者:BREW DOG BREWERY
(http://www.brewdog.com)



この日の夜に飲んだのは、アメリカ・BLUE MOON BREWINGのお馴染み「BLUE MOON」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、REBECCA「MOON」。ベタですが、月つながりで(笑)
グラスに注ぐと、色は濁りのある褐色。アロマは、おとなしくはあるものの、コリアンダーの香りを感じます。
飲むと、細やかな炭酸刺激を感じ、コリアンダーやオレンジピールの合わさったフレーバー。飲み口は爽やかな印象ですが、意外に甘味が強いです。
オレンジスライスを添える飲み方が推奨されてますが、確かにあの飲み方はいいかも。個人的にもオレンジスライス添えの飲み方は好きかな。もちろん、素のままも悪くはありませんが。
「BLUE MOON」
○原材料:麦芽、ホップ、小麦、オーツ麦、コリアンダーシード、オレンジピール
○麦芽使用率:50%以上
○アルコール分:5.4%
○内容量:12FL.OZ.(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社
(http://www.molsoncoors.jp/)
○製造者:BLUE MOON BREWING COMPANY
(http://www.bluemoonbrewingcompany.com/)



この日は、愛知県・金しゃちビールの「IMPERIAL STOUT」を飲みました。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、ONE OK ROCK 「The Beginning」。
グラスに注ぐと、色は黒に近い暗褐色。アロマは、高温焙燥モルトによる、香ばしい香り。ミルクチョコレートを思わせる香りを感じます。
飲むと、口当たりは柔らかくスムースで、モルトのチョコレート感のあるフレーバーをしっかりと感じます。少しだけホップフレーバーもあるかな。モルトのしっかりとした甘味とコクが楽しめ、のど越しには、焦げモルトだけでない、ホップの苦味を感じます。アルコール感もまた、飲み応え、充実感につながってますね。
美味いす。
「IMPERIAL STOUT II アルコール高め。女王陛下のビール」
○原材料:麦芽、ホップ、糖類
○アルコール分:8%
○内容量:330ml
○製造者:ワダカン株式会社 盛田金しゃちビール犬山工場(愛知県)
(http://www.kinshachi.jp/)



この日は、アメリカ・AVERY BREWINGの「INDIA PALE ALE」を飲みました。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Moonspell 「Lickanthrope」。
グラスに注ぐと、色は多少濁りのある、ややオーカーがかった褐色。アロマは、柑橘系で爽やかなホップの香りです。
飲むと、ジューシーな印象の柑橘的なホップのフレーバーを感じ、モルトのコク、甘味もありつつも、それを上回って印象に残るホップの苦味を感じます。苦味はしっかりとしていますね。ホップフレーバーのフレッシュ感もあって、しっかりとしたアメリカンなIPAといった雰囲気です。
「INDIA PALE ALE」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:6.5%
○内容量:12FL.OZ.(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者及び引取先:株式会社AQベボリューション
(http://www.aqbevolution.com/)
○製造者:AVERY BREWING CONPANY
(http://averybrewing.com/)



この日は、ドイツ・Reichenbrand醸造場の「Original Ritterguts Gose」を飲みました。あまり一般的ではありませんが、「ゴーゼ」というスタイルですね。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、dxgxllo「El amo del calabozo」。
グラスに注ぐと、色は結構な濁りのある、やや暗めの褐色。 飲むと、モルトの甘さを一瞬感じた後、ジワッと、だけどハッキリとした酸味を感じます。
不思議な酸味を感じつつ、モルトの甘味、コクもやはり感じるので、酸味だけだ尖ってるといった印象ではありません。
初めて飲むと、少し驚くかもしれませんが、少し爽やかで、コクもある独特の味わいは、なかなかに面白く、とても印象に残ることでしょう。
酸味は、本物のランビックほどではなく、まだ飲みやすいレベルだとは思います。とはいえ、以前飲んだ際には、もう少し酸味が際立ってたようにも思うので、少し寝かせてしまったがために、ちょっとおとなしくなってしまった可能性はありますね。
「Original Ritterguts Gose」
○原材料:大麦、小麦麦芽、酵母、ホップ、食塩、コリアンダー
○アルコール分:4.2%
○内容量:500ml
○原産国:ドイツ
○輸入者及び引取先:
○製造者:Brauerei Reichenbrand
(http://www.brauerei-bergt.de/)
(http://www.leipziger-gose.com)



この日の夜に飲んだのは、ベルギー・Brouwerij Andersの「DELTA」。ベルギーには、ブリュッセル在住の人たちが投票でビールを選ぶ「Brussels Beer Project」というものがあるそうですが、この「DELTA」は、2013年にナンバー1に輝いたビールだそうです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Men At Work 「Down Under」。
グラスに注ぐと、色は濁りのあるカーキブラウン。アロマは、南国のフルーツのようなホップの香りと、それだけでない、ベルジャンな香りを感じます。
飲むと、細やかな炭酸刺激で、ホップなようなベルジャンなようなフレーバーです。ボディはライトで、モルトの味わいはあるのですが、比較的スッキリ。地味にしっかりと強い苦味も感じます(IBU45)。
ラベルには、「ORGANIC BELGIAN IPA」と書いてありますが、やっぱIPAというよりは、単にベルジャンといった印象が強いですね。普通に飲み応えのある、ベルジャンなビールといった感じでした。
「DELTA」
○原材料:大麦麦芽、ホップ、糖類
○IBU:45
○アルコール分:6%
○内容量:330ml
○原産国:ベルギー
○輸入者及び引取先:ブラッセルズ株式会社
(http://www.brussels.co.jp)
○製造者:Brouwerij Anders
(http://www.bieranders.be/)


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第8回JAPANビール職人祭り 地ビールフェスタinひろしま2015
4月18日(12:00~20:00)と19日(11:00~17:00)の2日間、恒例の「第8回JAPANビール職人祭り 地ビールフェスタinひろしま2015」が開催されました。「2日間開催」となり、「広島市民球場跡地」が会場になって2回目の今回、日曜日はあいにくの雨模様となってしまいましたが、たくさんの来場者で賑わっていました。
昨年は、結局、前売り券をゲットできませんでしたが、今年は、あらかじめ「80ml×20杯」券を購入していたので、いろいろと楽しませていただきました。
今年は、両日とも会場に行くことができたのですが、初日の会場入りが19:00頃、2日目は15:30頃と遅かったため、両日あわせて3時間ちょっとくらいしか会場にいられず、短時間で飲みまくることになりました。
ちなみに、初日は知り合いとの飲み会を兼ねた形になりました。こういう使い方もできるのがいいですね。

今年の参加ブルワリーは以下のとおり(全25ブルワリー、昨年は24)
【岡山県】吉備土手下麦酒、作州津山ビール、真備竹林麦酒
【島根県】島根ビール(松江ビアへるん)
【鳥取県】大山Gビール
【広島県】海軍さんの麦酒
【山口県】チョンマゲビール
【栃木県】うしとらブルワリー【茨城県】常陸野ネストビール
【千葉県】ハーヴェスト・ムーン
【神奈川県】サンクトガーレン、湘南ビール
【長野県】志賀高原ビール
【山梨県】富士桜高原麦酒
【静岡県】ベアードビール
【富山県】城端麦酒
【愛知県】盛田金しゃちビール、Y.MARKET BREWING
【三重県】伊勢角屋麦酒
【大阪府】道頓堀麦酒醸造所、箕面ビール
【愛媛県】梅錦ビール
【福岡県】ブルーマスター、門司港地ビール工房
【宮崎県】宮崎ひでじビール
私が2日間で飲んだのは、前売りチケット分の80ml×20杯、プラス当日券(250ml)×2杯。短時間だったにもかかわらず、結構飲みました(笑)
どのビールも美味しかったですが、特に印象に残った&特に好きだったのは、
☆湘南ビール「セッションIPA」
(フレンチセゾン酵母によるのか僅かな酸味とちゃんと効いたホップが合わさっていい感じ。なかなか美味い)
☆門司港地ビール工房「門司港駅ビール」
(大好きなビール。香ばしモルトと味わいを〆る苦味のバランスがいい)
☆志賀高原麦酒「Not So Special」
(リアルエール版。これは美味かった。苦味もなかなか。なかなかの充実感。4.3%という度数も好き♪)
☆Y.MARKET BREWING「ホップカーニバル セッションIPA」
(ホップはしっかり効いてるけど、いろんな意味でいいバランス。)
☆サンクトガーレン「ゴールデンエール」
(当然なんだけど、これはかなり美味い。久々に樽生飲んだけどホップ感がたまらん。)
このあたりですね♪

今回もたくさんのクラフトビールを楽しむことができたのはもちろん、親しい顔や久しぶりに見る顔もあって、とても楽しかったです。今回も、主催者の皆さん、ブルワーの皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。

第8回JAPANビール職人祭り 地ビールフェスタinひろしま2015
4月18日(12:00~20:00)と19日(11:00~17:00)の2日間、恒例の「第8回JAPANビール職人祭り 地ビールフェスタinひろしま2015」が開催されました。「2日間開催」となり、「広島市民球場跡地」が会場になって2回目の今回、日曜日はあいにくの雨模様となってしまいましたが、たくさんの来場者で賑わっていました。
昨年は、結局、前売り券をゲットできませんでしたが、今年は、あらかじめ「80ml×20杯」券を購入していたので、いろいろと楽しませていただきました。
今年は、両日とも会場に行くことができたのですが、初日の会場入りが19:00頃、2日目は15:30頃と遅かったため、両日あわせて3時間ちょっとくらいしか会場にいられず、短時間で飲みまくることになりました。
ちなみに、初日は知り合いとの飲み会を兼ねた形になりました。こういう使い方もできるのがいいですね。

今年の参加ブルワリーは以下のとおり(全25ブルワリー、昨年は24)
【岡山県】吉備土手下麦酒、作州津山ビール、真備竹林麦酒
【島根県】島根ビール(松江ビアへるん)
【鳥取県】大山Gビール
【広島県】海軍さんの麦酒
【山口県】チョンマゲビール
【栃木県】うしとらブルワリー【茨城県】常陸野ネストビール
【千葉県】ハーヴェスト・ムーン
【神奈川県】サンクトガーレン、湘南ビール
【長野県】志賀高原ビール
【山梨県】富士桜高原麦酒
【静岡県】ベアードビール
【富山県】城端麦酒
【愛知県】盛田金しゃちビール、Y.MARKET BREWING
【三重県】伊勢角屋麦酒
【大阪府】道頓堀麦酒醸造所、箕面ビール
【愛媛県】梅錦ビール
【福岡県】ブルーマスター、門司港地ビール工房
【宮崎県】宮崎ひでじビール
私が2日間で飲んだのは、前売りチケット分の80ml×20杯、プラス当日券(250ml)×2杯。短時間だったにもかかわらず、結構飲みました(笑)
どのビールも美味しかったですが、特に印象に残った&特に好きだったのは、
☆湘南ビール「セッションIPA」
(フレンチセゾン酵母によるのか僅かな酸味とちゃんと効いたホップが合わさっていい感じ。なかなか美味い)
☆門司港地ビール工房「門司港駅ビール」
(大好きなビール。香ばしモルトと味わいを〆る苦味のバランスがいい)
☆志賀高原麦酒「Not So Special」
(リアルエール版。これは美味かった。苦味もなかなか。なかなかの充実感。4.3%という度数も好き♪)
☆Y.MARKET BREWING「ホップカーニバル セッションIPA」
(ホップはしっかり効いてるけど、いろんな意味でいいバランス。)
☆サンクトガーレン「ゴールデンエール」
(当然なんだけど、これはかなり美味い。久々に樽生飲んだけどホップ感がたまらん。)
このあたりですね♪

今回もたくさんのクラフトビールを楽しむことができたのはもちろん、親しい顔や久しぶりに見る顔もあって、とても楽しかったです。今回も、主催者の皆さん、ブルワーの皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。



この日の夜に飲んだのは、三重県・伊勢角屋麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)の限定醸造「Mt.Cook India Pale Ale」。クック山ってのは、ニュージーランド最高峰の山だそうです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、和楽器バンド 「戦-ikusa-」。
グラスに注ぐと、色は濁りのある、やや暗い褐色。アロマは、柑橘系なホップの香り。重厚な土っぽいホップの香りもあります。
飲むと、口当たりはマイルドで、土っぽい柑橘感のあるフレーバーと、ローストナッツ的なフレーバーも感じます。モルトのコクと、のど越し前後には、穏やかながらもしっかりとした苦味がありますね。モルトの甘味もありますが、後口の余韻も残る強い苦味が印象的です。
苦味は穏やかでも、なかなかしっかりと余韻が残るし、6%とやや高めのアルコール分もあって、なかなかじっくりとイケる1本かと思います。
「Mt.Cook India Pale Ale」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:6%
○内容量:330ml
○製造者:有限会社 二軒茶屋餅角屋本店 麦酒蔵(三重県)
(http://www.biyagura.jp/)



この日の夜に飲んだのは、アメリカ・STILLWATERの「WHY CAN'T IBU Hop Accentuated Ale」。
STILLWATERは、2009年に、ヘッドブルワーBrian氏によって設立されたアメリカ(ボルチモア)のブルワリーです。世界的なIPAブームの中、Brian氏にも、「IPAを作らないのか」との要望・質問が寄せられたそうで、このビールは、Brian氏からの回答ともいえる作品だそうです。ちなみに、このビールのスタイルは、あくまでも「Belgian Ale」。IPA的な雰囲気を出したビールではありますが、それでもあえてIPAでない辺りに、ブルワーとしてのこだわりを感じますね。
グラスに注ぐと、色は。濁りのあるイエローブラウン。多少、澱がありようです。アロマは、わずかに清涼な印象の、少しだけ柑橘のようでもあるホップの香りを感じます。
飲むと、軽く、やや控えめだけど、でもジューシーな印象もある、柑橘系なホップのフレーバー。ボディはライトで、モルト感は多少はあるものの、基本的にライトな飲み口ですね。
のど越し前から後口にかけては、なかなかしっかりとした苦味を感じ、後口には、苦味の余韻が結構残ります。
飲み口の軽さと苦味のしっかり感が印象的なビールですな。
「WHY CAN'T IBU Hop Accentuated Ale」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:5.7%
○内容量:12FL.OZ.(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者及び引取先:株式会社AQベボリューション
(http://www.aqbevolution.com/)
○製造者:STILLWATER ARTISANAL
(http://www.stillwater-artisanal.com/)



この日の夜に飲んだのは、アサヒビールの「スーパードライ エクストラシャープ」。スーパードライの累計35億箱(出荷?)を記念して作られた、限定醸造品だそうです。
グラスに注ぐと、色は透明なゴールド。アロマは…。
飲むと、飲み口そのものが不思議に清涼というかクリアなスッキリ感。のど越しはもちろん、口に含んでるときから、っかりで、後口まで、平均的にグッとくる苦味を感じます。しっかりめな炭酸刺激もあり、かなりのキレはありますね。
“氷点下で濾過”ってのがどんな効果があるのか、理屈は分かりませんが、確かに、「エクストラシャープ」という名に違わないビールだと思います。少しヌルくなっても、飲み口がクリアなままってのが、なんだか恐ろしい(笑)
かなりクリアな飲み口なので、モルトはもちろんのこと、糖質が少ないのかと思ったら、100ml当たりの糖質は2.7gだし、エネルギーも42kcalと、“普通”のビールとそれほど変わりません。やっぱ“氷点下で濾過”ってのがスゴい効果を発揮してるんですかね。
“ビール”というものの味わいや美味しさについていうと、たいして美味しいとは感じませんが、いわゆるアサヒを代表とする“キレ”で売るビールとしてであれば、これはこれで悪くはないのかもね。気温が高い国や地域のビールにも通じる部分がありますが、そういう地方のビールの中で比べれば、飲み口の爽快感も含めて、“美味しい”かもしれません。
そもそも、クラフトビール的な方向性とは真逆なので、同列であーだこーだと言うのは野暮なのかも(笑)
私自身、夏の暑い時期に飲んだら、「くぁぁ~っっ」ってな感じで堪らなく美味いと感じるかもと思います。これからの季節の市場ニーズには合ってるビールではですね。
よく見ると、アルコール分は5.5%とやや高め。確かに、このシャープさは、ある程度のアルコール分による下支えがあってこそのものかも(棒読み)。
ちなみに“栄養成分表示”をよく見たら、ナトリウムが0~8mlと書いてありました。ごくたまにありますが、ナトリウムが含まれるビールも珍しいような気がします。
「アサヒ スーパードライ エクストラシャープ」(限定醸造)
○原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
○栄養成分表示(100ml当たり):エネルギー42kcal,たんぱく質0.1-0.5g,脂質0g,糖質2.7g,食物繊維0-0.2g,ナトリウム0-8mg
○アルコール分:5.5%
○内容量:350ml
○販売者:アサヒビール株式会社
(http://www.asahibeer.co.jp/)



この日の夜に飲んだのは、香川県「さぬきビール スーパーアルト」。
グラスに注ぐと、色は暗い褐色。アロマは、濁りのある暗い褐色。アロマは、香ばしいモルトの香りがメインです。
飲むと、香ばしさと、その中に少しだけホップっぽい香りがあるかな…と思ったらやっぱモルトのだ香りだよねって印象。
第一印象で、モルトの甘味とコクを感じ、のど越しの苦味はありはしますが、甘味の印象の方が強いかな。でも、甘味が圧倒的というほどでもなく、それなりに苦味もしっかりかと。
ただ、バランスの問題で、甘味の方がやや勝るってことかと。本来、アルトは苦味もしっかりしているべきスタイルですが、甘い甘い国内クラフト(ビール)のアルトが多いです。
このアルトは、苦味が強いとまでは思いませんが、甘いばかりではないし、悪くないかなと。
ところで、スーパーアルトの“スーパー”って何?
「さぬきビール スーパーアルト」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:6.5%
○内容量:350ml
○製造者:株式会社レクザム 香川ブルワリー(香川県)
(http://www.rexxam.co.jp/)



この日の夜に飲んだのは、ベルギー・De "Proef"brouwerijの「Reinaert Grand Cru」(レイナート・グラン・クリュ)。 “Reinaert”というのは、の地元地方に伝わる伝説に出てくる“レイナートの狐”に由来するんだそうです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、Jimi Hendrix 「Foxy Lady」。
グラスに注ぐと、色は濁りがあり、深みのある暗い褐色。細かい澱が多いためか、泡立ちというかサージング対流が活発な感じです。アロマは、洋梨のようなエステリーな香りが、結構しっかりと濃厚に感じられます。
飲むと、口当たりは柔らかで、ローストナッツのような香ばしさもありつつ、ドライフルーツのようなフレーバーもありつつ、なかなかしっかりとした香り、キャラクターを感じます。
最初は、そのフレーバーとともに、不思議な酸味のような味わいと、濃厚な割りには意外にあっさりとした後口。のど越しには、じっくりとくる、そこそこ強い苦味とともに、後口には苦味の余韻と甘味の余韻を感じます。
アルコール分は9.5%と高く、飲み応えもなかなかのものがあります。
じっくりゆっくり飲んでいると、香りが強く複雑に感じられるようになり、かなり堪能できました。
たまにはこういうビールもええですなぁ。
「Reinaert Grand Cru」(レイナート・グラン・クリュ)
○アルコール分:9.5%
○内容量:330ml
○原産国:ベルギー
○製造者:DE "PROEF"BROUWERIJ

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