

1月27日(日)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、To Øl (トゥオール、De Proefbrouwerij)の「RAID BEER」。MIKKELLERに師事したという、比較的新しいデンマークのブルワリーですが、MIKKELLERと同じく、実際の醸造作業は他のブルワリーに依頼しているコントラクトブルワリーのようです。
グラスに注ぐと、色は、少し濁りのあるカーキブラウン。アロマは、爽やかに際立つ、華やかかつ柑橘系のホップの香り。飲むと、ホップのややスパイシー感もある強い柑橘系フレーバーが口の中に広がり、のど越し前後から後口にかけて、しっかりと苦味を感じます。アメリカンホップがしっかり効いたラガーですね。ラベルには、使用ホップとして、「SIMCOE、CITRA、NELSON SAUVIN、CENTENNIAL」と記載されています。ラガービールのホップとは思えないラインナップです(笑)。
そこそこ麦芽感があって、甘味もあるのだと思いますが、ホップの苦味と相殺していて、支配的なのは苦味です。アルコール分は5.2%ですが、それ以上の飲み応えがあります。スッキリめなIPAといった印象です。
まさにホッピーなラガーですね。美味しいですな。
To Øl 「RAID BEER」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:5.2%
○内容量:330ml
○原産国:デンマーク
○輸入者及び引取先:株式会社ウィスク・イー
(http://www.whisk-e.co.jp)
○製造者:De Proefbrouwerij
(http://www.to-ol.dk/)
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1月22日(火)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、ビアへるん(島根ビール)の「British Bitter」(ブリティッシュ・ビター)。先日の「島根ふるさとフェア」会場の島根ビールのブースで買ってきたものです。
グラスに注ぐと、色は濁りのある、やや赤みがかったブラウン。アロマは、落ち着いた、ホップの香り。飲むと、わずかにレモングラスのようでもある、上品なホップの香りを感じます。モルトのコク、甘味も少しあり、のど越しには、しっかりとしていながらも穏やかな苦味を感じますね。
んーこれはなかなか♪
人によっては、個性が弱いとか言われるかもしれませんが、私個人的には「これぞ!」といった感がありますね。
大好き。毎日でも飲みたいかも。もっとたくさん買って帰れば良かった…。
「British Bitter」(ブリティッシュ・ビター)
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:4%
○内容量:350ml
○製造者:島根ビール株式会社(島根県)
(http://www.shimane-beer.co.jp/)



1月21日(月)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、(株)越の磯(福井県)の「福井麦酒 六条大麦ゴールデンエール」。普通、ビール原料の麦(ビール麦)といえば、「二条大麦」ですが、六条大麦とは珍しい。それも比較的新しい、「ファイバースノウ」という品種です。調べてみると、ファイバースノウは比較的新しい品種(福井県の奨励品種)で、粒は大きめで(大粒大麦か)、食用麦適性が高い(白度、食味などに優れる)品種のようです。また、六条大麦自体、二条~よりも水溶性食物繊維が多いらしいです。
グラスに注ぐと、色は全体的に白濁のある、暗めのカスタードクリームのような色。「たまにこういう色のヴァイツェンあるよね」って印象の色ですが、瓶の首に貼ってあるラベルには「ゴーデンエール」と書いてあります…。濁りは、水溶性食物繊維に由来するのかもしれませんね(よくわかりません)。
アロマは…硬い印象のホップの香り。飲むと、フラワリーというのとは全く違いますが、やや花のようでもあり、硬質感のあるホップのフレーバー。やや穀物感も。モルト感はあるようですが、甘味はそれほど感じず、のど越し前後には、落ち着いた、大人な苦味を感じます。
ゴールデンエールとは書いてありますが、目を閉じて飲むと、他のクラフトビールメーカーのペールエールにも似た印象…。
それほど派手さや特別際立ったところはないのでしょうが、これは飲みつける(飲み慣れる)と結構好きになるタイプなのかもしれませんね。ゴールデンエールってとこが、かなり微妙にアレですが…(笑)
「福井麦酒 六条大麦ゴールデンエール」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:5%
○内容量:330ml
○製造者:株式会社越の磯
(http://www.j-brewery.com/index.html)



1月20日(日)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、ドイツの「Neumarkter Lammsbrau Weiße」(ラムズブロイ・ヴァイス)。栓を抜くと、すぐにバナナ香がふわりと香ります。グラスに注ぐと、色は当然ながら濁りのあるクリームイエロー。カスタードクリームを思わせる色です。
アロマは、言うまでもなくバナナ香と、洋梨のような香り。素晴らしくヴァイツェンらしい香りですね。
飲むと、アロマと同じくヴァイツェンらしさのあるフレーバーを感じます。ミディアムなボディとコク、酸味がいいです。なんか久しぶりにヴァイツェンらしいヴァイツェンを飲んだ気がします。
「Neumarkter Lammsbrau Weiße」(ラムズブロイ・ヴァイス)(有機農産物加工酒類)
○原材料:有機小麦麦芽、有機大麦麦芽、有機ホップ
○アルコール分:5%
○内容量:500ml
○原産国:ドイツ
○輸入者及び引取先:株式会社むそう商事
(http://www.muso-intl.co.jp/index.html)
○製造者:Neumarkter Lammsbrau
(http://www.lammsbraeu.de)



1月19日(土)の日記 (2013)
この日は、久しぶりの土日連休の初日として、朝はゆっくり起きて、あまり外出もせず、なんだかんだで家でのんびり過ごしました。
さて、この日の夜に飲んだのは、7つのトラピスト(修道院)ビール銘柄の1つ、ベルギーWestvleterenの「XII」。本来はほとんど輸出もされず、かなり希少なWestvleterenですが、今回、修道院の改築工事のための資金が足りないとかで、珍しく外向けに販売され、日本にも入ってきたものです。既に通販でゲットしたり、一部ビアパブなどで飲まれた方もいらっしゃると思います。
グラスに注ぐと、色は濁りのある、かなり暗い褐色。パッと見、黒いようにも見えます。かなり澱が漂っているのも見えます。泡も褐色がかっています。
あらかじめ冷蔵庫から出しておき、ゆっくりと室温に馴染ませつつ楽しみます。
アロマは、ややフルーティーで、熟した果実のような、少しスパイシーなような香りも感じます。飲むと、梨などの果実を思わせるフレーバーを感じ、10.2%というアルコールもあってか、ややスパイシーさも感じます。モルトのコク、甘味も十分に感じられつつ、のど越しにはホップのしっかりとした苦味を感じ、後口に複雑な余韻を楽しませてくれますね。ボディもあり、飲み応えのあるストロングなビールではありますが、ストロングなだけではない、しっかりと味わい深いビールです。
さすがの1本と言えるものですね。
「Westvleteren XII」(ウェストフレテレン12)
○原材料:麦芽、ホップ、糖類、酵母
○麦芽含有率:68.0%
○アルコール分:10.2%
○内容量:330ml
○原産国:ベルギー
○輸入者及び引取先:小西酒造株式会社
(http://www.konishi.be)
○製造者:Abdij Sint-Sixtus vzw(Westvleteren)
(http://www.sintsixtus.be)



1月16日(水)の日記 (2012)
この日の夜に飲んだのは、アメリカ・オレゴン州Calderaの「Pale Ale」。大好物の一つです。
グラスに注ぐと、色は濁りのある、やや明るい褐色。アロマは、柑橘系の香りに少し土の香りが合わさったようなホップの香りです。
飲むと、アロマとはまた違って、ライトな柑橘系といった印象のフレーバーを感じます。わずかに強めなライトボディで、さらりとした飲み口の中で、のど越しから後口にかけて、しっかりして、ラフな印象の苦味を感じます。アルコール分は5.5%ですが、サッパリと飲めます。「繊細」といった印象のペールエールとはまた違うのだと思いますが、これはこれでなかなかに美味しいアメリカンペールエールです。
Caldera「Pale Ale」
○原材料:麦芽、ホップ、酵母、水
○アルコール分:5.5%
○内容量:12FL.OZ(355ml)
○原産国:アメリカ
○輸入者及び引取先:えぞ麦酒株式会社
(http://www.ezo-beer.com)
○製造者:Caldera Brewing Company
(http://www.calderabrewing.com)



1月15日(火)の日記 (2012)
この日の夜に飲んだのは、サンクトガーレン(神奈川)の「超インディアペールエール」(SUPER IPA)。コミック「もやしもん」とのコラボレーションで作られた、通常の6倍の量の、国産の手摘みの「生ホップ」を使ったIPAです。ラベルのイラストがかわいいですw
グラスに注ぐと、色は濁りのある、ほんのわずかに赤みのある褐色。アロマは、とてもしっかりとした強い柑橘系ホップの香り。サンクトガーレンのIPAといった香りです。飲むと、まずホップのフレーバーが「ガッ」と香り、ライトミドルなボディを感じます。モルトのコク、甘味もあるのですが、それを遥かに上回るホップの苦味を感じます。苦味は、のど越しから後口、フィニッシュにかけて最高潮となります。
かなり苦味は強いのですが、ホップの香りは強く清涼で、意外なほどに飲み口は爽やかです。それでいて、ホップの強い苦味、フレーバーは、後口に複雑な余韻を残してくれますね。思ったほど「強烈」というほどではありませんが、美味しいです。
「超インディア・ペールエール」(SUPER IPA)
○原材料:麦芽、ホップ、酵母
○アルコール分:6%
○内容量:330ml
○製造者:サンクトガーレン有限会社(神奈川県)
(http://www.sanktgallenbrewery.com/)



1月14日(月)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、「IRLBACHER PREMIUM Radler」(イルルバッハ・ラドラー)。グラスに注ぐと、色は透明でかなり薄いイエローです。
アロマは、爽やかなレモネードの香りです。飲むと、レモネードのいい香りを感じ、かすかな甘味を感じます。苦味はほとんど感じず、レモネードのかすかな甘味だけ。とはいっても甘ったるくはなく、かなりライトなので、さらりと飲めます。
ビールらしさはありませんが、これはこれで美味しいですな。
「IRLBACHER PREMIUM Radler」(イルルバッハ・ラドラー)
○原材料:大麦、麦芽、ホップ、レモネード
○アルコール分:2.6%
○内容量:500ml
○原産国:ドイツ
○輸入者及び引取先:大榮産業株式会社
(http://www.daiei-sangyo.co.jp/)
○製造者:Schloßbrauerei Irlbach GmbH
(http://www.irlbacher.de)



1月13日(日)の日記 (2012)
この日の夜に飲んだのは、ベルギーはデュポン醸造所「h'arvenir」(アルヴニール)。グラスに注ぐと、色は濁りのある焦げ茶色。アロマは、フルーティーなエステル香。飲むと、リンゴの皮を思わせるエステルを少し感じ、モルトの甘味を感じますが、のど越しから後口にかけては、意外に強い苦味を感じます。フィニッシュの苦味のため、モルト感よりも苦いといった印象の強いビールですね。小麦感は、私には感じられませんでしたけど。
「h'arvenir」(アルヴニール)
○原材料:麦芽、小麦、ホップ、イースト、糖類
○アルコール分:6.0%
○内容量:330ml
○原産国:ベルギー
○輸入者及び引取先:ブラッセルズ株式会社
(http://www.brussels.co.jp)
○製造者:Brasserie Dupont
(http://www.brasserie-dupont.com)



1月10日(木)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、「箕面ビール ピルスナー」。グラスに注ぐと、色は概ね透明(わずかに霞のような濁りあり)。アロマは、やや穀物感もある、ふんわりとした優しいホップの香り。飲むと、ホップのフレーバーがふんわりと香り、モルトのコクと甘味も感じつつ、のど越しには程よい苦味を感じます。美味しいです。美味しいピルスナーを作る技術って、やはり大事ですね。
「箕面ビール ピルスナー」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:5%
○内容量:330ml
○製造者:エイ.ジェイ.アイ.ビア有限会社(大阪府)
(http://www.minoh-beer.jp/)



1月7日(月)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、Waitrose Limitedの「DUCHY ORIGINALS ORGANIC OLD RUBY ALE」(ダッチーオリジナル オーガニック オールドルビーエール)。よくは知りませんが、Waitroseは、単一の製造者というよりは、小さなブルワリーの集まりのようなものかもしれません。
グラスに注ぐと、色は濁りのある赤みがかった褐色です。さすがに「ルビー」色ほどではありませんが、落ち着いたいい色ですね(好みの問題ですが)。飲むと、カラメル感のようにも思える上品なホップのフレーバーと、ほどほどのモルトのコクを感じ、後口にはじんわりと苦味を感じます。
フレーバーなど、飲んだ印象は、「Spitfire」なんかに近いかな。いわゆる英国スタイルなペールエール的印象です。これはこれでいいかも。
「DUCHY ORIGINALS ORGANIC OLD RUBY ALE」(ダッチーオリジナル オーガニック オールドルビーエール)
○原材料:有機麦芽、有機ホップ
○アルコール分:5%
○内容量:500ml
○原産国:イギリス(イングランド)
○輸入者及び引取先:株式会社日食
(http://www.nisshoku-foods.co.jp/)
○販売者:Waitrose Limited
(http://www.waitrose.com/duchy)



1月6日(日)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、SHMALTZ BREWINGの「CONEY ISLAND SWORD SWALLOWER」(コニーアイランド・ソードスワロワー)。ラガー酵母を使って作ったIPAだそうです。
グラスに注ぐと、色は濁りのあるカーキブラウンといった色あいです。アロマは、清涼で爽やかな、柑橘感のあるホップの香り。飲むと、アロマで感じた香りに、穀物感、わずかな香ばしさが合わさったようなホップメインのフレーバーを感じます。軽めのミディアムボディで、のど越しから後口にはしっかり苦味を感じますが、モルトの甘味もあり、それほど、どぎつい苦味には感じません。
ゆっくりと味わうと、ホップの苦味が複雑な味わいとなり、モルトのコクと甘味もよく感じられ、なかなかに美味しいですね。
「CONEY ISLAND SWORD SWALLOWER」(コニーアイランド・ソードスワロワー)
○原材料:麦芽、ホップ、水
○アルコール分:7.2%
○内容量:355ml(12FL.OZ.)
○原産国:アメリカ
○輸入者及び引取先:有限会社ナガノトレーディング
(http://naganotrading.com/)
○製造者:SHMALTZ BREWING CO.
(http://www.shmaltzbrewing.com/)



1月1日(火)の日記 (2013)
この日の夜に飲んだのは、アメリカ、サンフランシスコはANCHOR BREWINGの「MERRY CHRISTMAS HAPPY NEW YEAR」(アンカースペシャルエール)。毎年お馴染み、毎年異なるレシピで作られる、スペシャルなエールです。
グラスに注ぐと、色はほぼ真っ黒。アロマは、毎年お馴染みな香りをベースとする、爽やかなハーブの香り。飲むと、香ばしさはあまり感じず、むしろハーブの独特の爽やかさ。意外にさっぱりとした飲み口で、のど越しから後口にかけて、ライトな苦味を感じます。とか思ってたら、フィニッシュには、少しだけトーストフレーバーもありますね。
私は、毎年新年にこれを飲むことにしています。これを飲むと、「あぁ年が明けたなぁ、正月休みももう少しで終わってしまうなぁ」と思ってしまいますw
ビールで季節感を感じ、月日の移ろいを感じるのもいいものです。今年はどんなビールに出会えるでしょうか。楽しみです。
「MERRY CHRISTMAS HAPPY NEW YEAR 2012」(アンカースペシャルエール 2012)
○原材料:麦芽、ホップ、スパイス
○アルコール分:5.5%
○内容量:355ml(12 FL.OZ.)
○原産国:アメリカ
○輸入者及び引取先:三井食品株式会社
(http://www.mitsuifoods.co.jp/)
○製造者:ANCHOR BREWING CO.
(http://www.anchorbrewing.com)

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