

この日、飲んだのは、石川県・有限会社わくわく手づくりファーム川北「Craft Beer れもんびぃる」。このブルワリーは、有限会社と書いてありますが、調べたところ、農業法人でもあるようです。
「JR西日本限定」ということで、JR出雲市駅のセブンイレブンに売ってたので買ってきました。「JR西日本限定」だし、「瀬戸内レモンのフレーバーを加えたビール」と書いてあるので中国地方のブルワリーかなと思ったら、石川県の(有)わくわく手づくりファーム川北というブルワリーの商品でした。
グラスに注ぐと、色は概ね透明な、少しオレンジ色がかった褐色。アロマは、落ち着いたホップの香りがほんのわずかに感じられるのと…おそらくレモン由来と思しき香りを感じます。レモン的な爽やかなアロマではないけど、なのにレモンの存在を感じさせる香りです。
飲むと、飲み口はスムースで、ボディはライト。とってもライト。飲むと、すぐにホップの苦味とレモン果汁が合わさったような苦味、そして酸味を感じます。
色の割にはモルト感は希薄で、甘味やコクはほとんど感じられません。ビールのボディ部分は非常に軽いと言うか、実態がつかみづらく、コクのような部分が少しだけあるのですが、モルトの甘味のようなものはほぼ感じられません。基本、非常にさっぱりとした飲み口で、後口にも苦味と酸味の余韻が残りますね。うむ、レモンビールだ。
缶の表示を見ると、「大好評のレモンビールがより美味しくなって再登場」と書いてあったので、もともとこのブルワリーはレモンビールを作っていたのだと思いますが、製造したブルワリーは(有)わくわく手づくりファーム川北なので石川県、ビールの販路は「JR西日本限定」、レモンビールの“肝”のレモンフレーバー(果汁)は瀬戸内産と、構成要素は見事にバラバラ(笑)。不思議なビールではあります
ちなみに栄養成分表示を見ると、珍しいことに「1缶当たり」の栄誉成分が記載されてました。普通は「100ml当たり」で書いてあるものですが…。さらに、よく見ると脂質が「0.1」もある!!大体のビールは脂質なんか0.0gなのに…。
「Craft Beer れもんびぃる」
○原材料:麦芽、レモン果汁、ホップ
○アルコール分:5%
◯栄養成分表示(350ml当たり):エネルギー184kcal, たんぱく質2.1g, 脂質0.1g, 炭水化物15.6g, 食塩相当量0mg
○内容量:350ml
○製造者:有限会社わくわく手づくりファーム川北(石川県)
(https://wkwkfarm.com/)
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この日、飲んだのは、長野県・ヤッホーブルーイングの「僕ビール 君ビール SAISON」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、陰陽座「覇邪の封印」。
グラスに注ぐと、色は透明な、とても薄いレモンイエローといった感じの色。薄いゴールドともいえるかな。アロマは、とても軽快なシトラス系のような、淡い色のぶどうのような香り。
飲むと、口当たりはスムースで、ボディはライト。アロマと同様、軽快でフルーティーな香りと、軽いモルト感。甘いわけではないのですが、苦味も軽いので、相対的にするりと優しい感じ。それでも、後口には余韻を締めるくらいの軽い苦味はあり、飲んだ後には、“ビール”を感じるビールらしさもあります。
飲みやすいし、美味いです。アルコール分は4.5%と軽く、ゴクゴクいけますね。 セゾンというのは、冬の間に仕込んで、夏に農作業をしながら飲むビールのスタイルが元と言われています。海外のセゾンは、なぜか「こんなの飲みながら農作業できないよ」っていうような高めのアルコール分のものが多い気がするのですが、個人的には、やはりセゾンはこれくらいのアルコールがいいなと思います(笑)
「僕ビール 君ビール SAISON」
◯原材料:大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ
◯アルコール分:4.5%
◯内容量:350ml
◯製造者:株式会社ヤッホーブルーイング(長野県)
(http://www.rakuten.co.jp/yonayona/)



この日、飲んだのは、山梨県・富士桜高原麦酒の「ラオホ」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、ZOC「A INNOCENCE」。
グラスに注ぐと、色は暗い焦げ茶色。でも真っ暗ほどではなく、あくまでも焦げ茶色といった色です。アロマはまさにスモーキーな、スモーク用のチップから出た香りと煙そのものの匂いというか、スモークチーズやスモークハムといったものをつい連想して一緒に食べたくなるような香りです。
飲み口はまったりとして、ボディは軽めのミドルレベルぐらい。やはり「これ!」と唸らせてくれる、このスモーキーなフレーバーとモルトの甘味、コクが美味いです。苦味は後口にわずかに口に残るかなというくらいで、それほど苦くはありません。
アルコール分は5.5%と、特別高いというわけでありませんが、スモーキーなフレーバーと、しっかりとしたモルト感とのバランスもあって、飲み応えはかなり感じられます。
このビールを飲むのは久しぶりですが、やはりいつ飲んでも美味いです。定番ですよね。時々、コンスタントに飲みたくなるビールですが、最近はクラフトビールのイベントに参戦できてなかったし、コロナウイルス禍が収まるまではイベントも開催されないだろうし、そもそもクラフトビアパブもあまり営業できてない状態だし……。早く美味いクラフトビールのドラフトが飲める 状況に戻って欲しいものです。
「富士桜高原麦酒 ラオホ」
◯原材料:麦芽(ドイツ産)、ホップ
◯アルコール分:5.5%
◯内容量:330ml
◯製造者:富士観光開発株式会社(山梨県)
(http://www.fuji-net.co.jp/)



この日、飲んだのは、山梨県・富士桜高原麦酒()の「ヴァイツェン」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、ZOC「断捨離彼氏」。
グラスに注ぐと、色はカスタードクリームのようなイエローブラウンで、アロマは、クローブ的な香りとバナナっぽい香りが半々ぐらいの感じで感じられます。
飲むと、飲み口はまったりとしていて、ボディは軽いミドルレベルくらい。
軽いクローブ香とバナナ感。いかにもヴァイツェンらしい味わいです。何と言うか、富士桜高原ですから、やはりヴァイツェンですね。
安心して飲めるヴァイツェンです。これぞヴァイツェン。
「富士桜高原麦酒 ヴァイツェン」
◯原材料:麦芽(ドイツ産)、ホップ
◯アルコール分:5.5%
◯内容量:330ml
◯製造者:富士観光開発株式会社(山梨県)
(http://www.fuji-net.co.jp/)



この日、飲んだのは、山梨県・富士桜高原麦酒(富士観光開発(株))の「シュヴァルツ ヴァイツェン」。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、乃木坂46「アナスターシャ」。
グラスに注ぐと、色は黒っぽい焦げ茶色。まっ黒っていうことはありませんが、結構暗い色です。アロマは、遠くにヴァイツェンぽい香りもありつつ、しっかりとフロントで感じられるのは、濃色モルトによる硬めな印象の香ばしい香り。モルトの甘味を予感させるようなミルクチョコレートのような香りではなく、本当に焦げたトーストと言うか、そんな香りが感じられます。
飲むと、口当たりはマイルドで、ボディはライト。焦げモルトの香ばしさ、焦げたトーストやダークチョコレートを思わせるフレーバーをしっかりと感じます。少しずつではありますが、それほど時間をかけずに飲んで行くと、それほど甘いという印象は受けませんが、ゆっくりと飲んでいくと、だんだんとモルトの甘みが感じられます。
とは言え、甘ったるくはなく、比較的あっさりとした印象です。香りがいいですね。甘い印象のミルクチョコレートのような香りではなく、もっとしっかりと焦げたような、でも臭くない嫌味でない香り。これ結構好きですり。久しぶりに飲んだけど。
「富士桜高原麦酒 シュヴァルツ ヴァイツェン」
◯原材料:麦芽(ドイツ産)、ホップ
◯アルコール分:5.0%
◯内容量:330ml
◯製造者:富士観光開発株式会社(山梨県)
(http://www.fuji-net.co.jp)
