

この日、飲んだのは、静岡県・WEST COAST BREWINGの「THE TECHNICIAN FUNKY KETTLE SOUR」。
グラスに注ぐと、色はしっかりと濁りのある、少し暗い、黄土色っぽい褐色です。アロマは、香りからして酸味を予感させるサワー感のある香りですね。
飲むと、飲んだ瞬間から、口いっぱいにとても強い酸味がふわっと広がりますが、刺々しさはあまり感じられず、まろやかな酸味です。ただ、酸味自体がかなり強いので、口が「※」になります(笑)
酸味の影に隠れがちですが、モルトの甘味の部分も残っていて、それがマイルドさにつながっているように思います。
後口の甘さの中に、はっきりとシナモンのフレーバーや黒糖っぽいニュアンスなど、様々な副原料のキャラクターを感じ、意外に複雑な味わいが隠れています。面白いですね。
ここ何年も、世界的な流行りのサワーではありますが、個人的にはそれほど好きというわけではないので特別プラスな感想はないのですが、ただ単に酸っぱいだけでなく、そのベースに複雑な味わいが潜んでいるビールなのだったので、なかなか面白かったです。
「THE TECHNICIAN FUNKY KETTLE SOUR」
○原材料:麦芽、ライム果汁、オーツ麦、蜂蜜、乳糖、黒糖、ココナッツ、ホップ、カカオニブ、シナモン
○アルコール分:6.0%
◯麦芽使用率:50%以上
○内容量:500ml
○製造者:WEST COAST BREWING(静岡県)
(https://www.westcoastbrewing.jp/)
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この日、飲んだのは、山梨県・UCHU BREWING(宇宙カンパニー)「INFINITY IMPERIAL IPA」。
グラスに注ぐと、色はかなり白濁したカスタードクリームのような色。アロマは、とてもフレッシュで爽やかな、少しパイナップルを思わせるような、シトラス感もあるホップの香りを感じます。
飲むと、飲み口はマイルドで、ボディはフルボディに近いミディアムくらいかな。
モルトの甘味とコク、それと共にしっかりと強いホップの苦味を感じます。ホップフレーバーはかなりしっかりと存在感があり、苦味はガツンというわけではありませんが、しっかりと強く、余韻もしっかり感じられます。
苦味も強いですが、モルト感とのバランスがいい感じです。8%という高めのアルコール分の割には飲みやすいのですが、ゆっくりと飲んでいくと、やはり8%がじわじわと堪えてきますね。
「INFINITY IMPERIAL IPA」
○原材料:麦芽、ホップ
○アルコール分:8%
○内容量:330ml
○製造者:宇宙カンパニー合同会社(山梨県)
(http://uchubrewing.com)



この日、飲んだのは、京都府・黄桜(株)の「Japanese Spirit ペールエール」。
グラスに注ぐと、色は少し濁りのある、オレンジ色がかった褐色。アロマは、柑橘っぽいけど穏やかなホップの香りです。
飲むと、飲み口はマイルドで、ボディはしっかりめのライト。まったり感の割りにモルトのコクは軽いのですが、ホップ成分感がしっかりのためか、その存在感で味わいが複雑で、厚みがあるように感じます。
実際、苦味はしっかりとしているのですが、ガツンというほどではなく、ほどほど苦くていい感じです。後口には、苦味の余韻がじわじわと残るのがいいですね。
なんというか、普通に飲めるビールです。普段、国産大手のビールばかり呑んでいる方にもそれなりに飲みやすい、ある意味、マーケティング分析を活かしたビールといった印象を受けました。
「Japanese Spirit ペールエール」
◯原材料:麦芽、ホップ
◯アルコール分:5%
◯内容量:350ml
◯製造者:黄桜株式会社(京都府)
(http://kizakura.co.jp/ja/index.shtml)



この日、飲んだのは、京都府・黄桜の「LUCKY CHICKEN 旨味レッドIPA」。
グラスに注ぐと、色は暗めの焦げ茶色。アロマは、少し派手目な熟した南国の果実のようなホップの香りと、わずかに香ばしいモルトの香りが感じられるようです。
飲むと、飲み口はマイルドで、ボディは軽めのミディアムレベルくらい。ホップのフレーバーと、香ばしいモルトのフレーバーが合わさった香りですね。
モルトの甘味やコクは、そこそこしっかりとしていてさらにそこに 被さるようにしっかりとした苦味を感じます
後口にも苦味の余韻が結構残りますが、モルトの余韻もそこそこある感じ。でも、意外に後口がさらりとしているのは、副原料の米によるものでしょうね。
缶には「チキンと一緒に楽しみたい時に」と書いてありますが、まあ確かにローストチキンなどには合うかもね。
「LUCKY CHICKEN 旨味レッドIPA」
◯原材料:麦芽、ホップ、米
◯アルコール分:5.5%
◯内容量:350ml
◯製造者:黄桜株式会社(京都府)
(http://kizakura.co.jp/ja/index.shtml)



この日、飲んだのは、京都府・黄桜(株)の「酒蔵仕込 京都麦酒 山田錦 ブロンドエール」。酒米として知られる山田錦を副原理として使用したビールです。
ちなみに、この日のビールタイムのBGMは、インドネシアの新鋭歌姫・AGNEZ MO「Overdose(ft. Chris Brown)」。
グラスに注ぐと、色は透明なゴールド。アロマは、ふんわりと柔らかい印象の、わずかにシリアルっぽいかなといった雰囲気なホップの香り 。
飲むと、軽いモルト感と、軽い苦味を感じます。モルト感と、ホップ感のバランスでは、ホップの方が印象が強く、全体印象としては苦いイメージです。
後口が意外にあっさりしているあたりは、原料の米(山田錦)によるところなのかもしれません。
アルコール分は5%と普通で、強いわけではないのですが、しっかり飲んでるような印象です。そこそこのモルト感と、そこそこのホップ感で、ビール要素としては充実しているからなのかもしれません。
なぜか、しっかり香辛料が効いた 餃子の王将の唐揚げが食べたくなりました(笑)
「酒蔵仕込 京都麦酒 山田錦 ブロンドエール」
◯原材料:麦芽、ホップ、米
◯アルコール分:5%
◯内容量:350ml
◯製造者:黄桜株式会社(京都府)
(http://kizakura.co.jp/ja/index.shtml)
